【来年はぜひ、ベトナムで会いましょう♪@伏見、招徳酒造さん】
酒どころ「伏見」でありながら、
奈良の29蔵よりも少ないのに、驚きました。
大手メーカー、宝酒造、月桂冠、黄桜が圧倒的な売り上げを上げる中、
玉乃光、桃の滴(松本酒造)、英薫、富翁などの地酒も、有名です。
今回は、映像作家の櫻井篤史さんのご紹介で、
招徳酒造さんの酒蔵見学をさせていただきました。
http://shoutoku-shop.com/
伏見の名水を使った酒造り。
この井戸水(50メートルの地下から汲み上げた地下水)を使用しています。
招德酒造では、良質の原料米を求めて、
綾部市の西山農場などとの連携を進め、
京都だけの酒米「祝」や「五百万石」など、直接の契約栽培を増やしているそうです。
第一陣に届いた酒米。これから続々と運ばれてくるのですね。
現在、使われていないお酒を絞る「ふね」。
今はこちらの自動圧搾機で絞っています。
日本酒造りに欠かせない「麹」を作る場所です。
発酵する過程で、発熱するのを、換気扇だけでなく、
天井に設けられた昔ながらの小窓で、温度調節しているのですね。
蔵の見学を終えると、ビデオを鑑賞いたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=p8qkbYLayLc
若い女性の杜氏さんはじめ、蔵人たちがみんな若く、
古くからの伝統を受け継ぎ、技術の復興に挑戦をしている姿は、
感動的です。
試飲させていただきました。
特別純米「花洛(からく)」は、辛口の原酒です。
日本酒度+7。
原酒(アルコール度数18度)ですが、
度数の強さを感じさせない、キリッと辛口ながらも、
上品な味わいが特徴です。
純米大吟醸「招徳」生酛づくり。
さまざまな風味が織りなす、奥の深さに、魅了されます。
午後から、海外からのお客様がいらっしゃるお忙しい中を、
木村紫晃社長、お時間を頂戴して、ありがとうございました。
近い将来、ベトナムで唯一日本酒造りをしているフエのフエフーズさんに、
蔵元見学に行かれるとのこと。
私も、今年、予定していたのですが、香港、ホーチャムと視察が続いて、
フエフーズさんからご提案のあった4月、5月に伺うことができませんでした。
ぜひ、来年は御一緒いたしましょう!
ということで、お別れいたしました。