【専業禁止、エンファクトリーの挑戦!ベトナムでは当たり前!?】
マーケティングサービスを中心に展開している企業があります(東京都渋谷区)。
なんと、この会社は
「専業禁止!!」
多様な働き方を実践していることで、
先日の日経新聞で紹介されていました。
社員の約4割にあたる10人が副業を持つという、
エンファクトリーの加藤社長。
「副業は人材育成のメリットが大きい」
本業では出会えない業界関係者との交流が活発になり、
「幅広い業界の最新情報が入り、本業との相乗効果も見込める」。
~ 生きる力、活きる力を身に付ける ~
ほとんどの日本企業が「副業禁止」とする中で、
真逆の働き方を推奨することで、
個人の、ひいては会社の成長を期待する動きです。
ところがこの
「副業」は、ベトナムでは当たり前
のように、行われています。
知人のベトナム人女性の中でも、
日系企業に勤務しながら、自らが代表となって、
会社を起こしている人は何人もいて、
中には、何社、何店舗も経営している女性がいて、
そのバイタリティーには驚かされます。
もちろん、名義貸しといった会社もあるのでしょうが、
たくましいです。
その経営手腕、管理能力といった才覚もさることながら、
彼ら、彼女たちの
人脈がうまくフィードバックされれば、
地縁に疎い外国企業にとっては、たいへんなメリット
ですね。
逆に、副業をしている社員に下手に規制を掛けたり、
会社自体に魅力に乏しいと、
とっとと辞めてしまって、
せっかくの恩恵を失ってしまうデメリットもありますね。
実際に、日常の業務に差し支える局面もあるのかも知れません。。
しかし、不確かなこのご時世。
生きてゆくために自身の才覚と糧を養ってゆくことは、
「会社」という枠内にとどまらず、
自らで育ててゆくよう、
ますます求められてゆくのだと思います。
※日本人女性の間で人気の、ドライフルーツなど扱う店の店長さん。