【海外で知財権を守るための取組に、JETROから助成金】
以下の3課題に取り組む中小企業およびそのグループ、
商工会・商工会議所、NPO法人等を対象とした助成金が出ます。
【模倣品対策支援事業】
海外で知的財産権の侵害を受けている中小企業のお客様のために、
模倣品・海賊版の製造元や流通経路の特定、
市場での販売状況等の現地調査を手配するとともに、
その調査及び一部の権利行使等にかかった
経費の2/3(上限額:400万円)をジェトロが負担します。
https://www.jetro.go.jp/services/ip_service.html
【冒認商標無効・取消係争支援事業】
海外で現地企業等に不当な方法及び不当な意図で商標権を出願
又は権利化された中小企業者のお客様のために、
相手方の出願又は権利を取り消すため
自ら提起する係争活動に係る経費
(採択から2017年12月31日までに発生する費用)の
2/3(上限額:500万円)をジェトロが負担します。
https://www.jetro.go.jp/services/ip_service_overseas_trademark.html
【防衛型侵害対策支援事業】
海外で産業財産権に係る係争に巻き込まれており、
防衛型侵害対策を行おうとする中小企業のお客様のために、
当該対策にかかった係争費用
(補助金交付決定した日から2017年12月31日までに発生する費用)の
2/3(上限額:500万円)をジェトロが負担します。
https://www.jetro.go.jp/services/ip_service_overseas.html
6月21日~10月31日、本年度、第二回目の募集が随時行われるそうです。
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日本酒も海外の悪徳業者に模倣されて、粗悪な酒が出回っています。
福井県の「梵」は、自社のブランドを守り、
模倣する業者に対して法的措置が取れるよう、
各国に足を運び、計一千万円以上を費やし、
特許権を取得して回った…というニュースをテレビで観ました。
私も日本酒の空き瓶をゴミに出す時、気をつけるように言われました。
ラベルを貼ったままゴミに出すと、
その空き瓶に粗悪な現地産酒を詰め込まれて、売られてしまうからです。
「あなたも(間接的に)加害者になる可能性があるよ」
毎日出る空き瓶のラベルを剥がすのはなかなか大変で、
せめて中身が見えないゴミ袋で捨てるようにしています。
風俗店などで「シーバスリーガル」のボトルをキープすると、
必ずキャップが開いた状態で出て来るそうです。
味が違うと気が付く人もいれば、
初めてのベトナムだったり、酔っていれば気づかない人もいます。
本物並みの値段を取っているとしたら悪辣ですね。
