【ノーベル賞に思う】
外せない先約があるそうですが、
たとえばコンサートなら、随分前から予定が決まっているでしょうし、
「万障お繰り合わせの上・・・」とはいかないのも頷けます。
過去にも欠席した受賞者はいたので、
「前例がないわけではない」
とした上で、
「賞金を授与するには、半年以内に講演を行うこと。
ボブ・ディラン氏がどんな講演を行うか、楽しみにしている」
とのこと。
権威あるノーベル賞受賞は光栄なことではありますが、
藪から棒に選んでおいて
(候補者としてノミネートされたことは周知ですが)、
なんだか大上段だなぁと思わないでもありません。
晩餐会に関しては、過去にマザー・テレサが、
「貧しい人にお金を使ってください」
として出席を辞退。
さらに開催を中止させて、晩餐会の費用7000USドルを、
カルカッタの2000人のホームレスへのクリスマスの夕食に
使われたそうです。
晩餐会が中止になった唯一の事例だそうですが、
これはまた、豪気ですねぇ。。。。
さて、日本は三年連続で受賞し、
自然科学の分野ではアメリカについで2位。
全体では21人受賞で、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスに次いで5位です。
日本の受賞は、ビジョンだけでない粘り強さの賜物だと言われていますが、
ビジネス利用に関しては、欧米にはまだまだ及びません。
そして、現在の大学での研究環境の厳しさ、
10年後、50年後に繋げてゆくことの難しさが指摘されています。
また、ノーベル賞候補に挙がるには、推薦が必要です。
国内の受賞者が増えれば、その人たちが推薦者となって、
さらにノーベル賞受賞が増えてゆくのだそうです。
一方で、中国から「日本はロビイ活動がお盛んで…」と
嫌味でしょうか、非難でしょうか、やっかみを受けていますが。
ASEAN諸国、アラブ諸国の経済的発展ぶりには、めざましいものがあり、
街並みの変容には驚くものがあります。
ですが物価指数やインフラ、都市の発展だけでなく、
ノーベル賞やオリンピックなどで、
国旗が掲揚されるということが、国力を表すひとつでもある…
というのが、先進国である欧米の考え方なのでしょう。
乗るのも反るのも、これからの「真の豊かさ」を考える上での、
指標であり、通過点であるような気がします。
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