【4ケ月ぶりの祝日!日本の手からベトナムを取り戻した…】
4月30日の「南部解放の日」または「統一の日」以来、
4ケ月ぶりの祝日です。
この後、祝日の少ないベトナムでは、来年1月1日の正月まで、
祝日がありません。
今年は、9月2日が金曜日、3日、4日が土日なので、
三連休になるところも多いようです。
日本に一時帰国していらっしゃる日本人の方も多いかと思います。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】は、祝日・日曜日だけがお休みですので、
3日(土)は通常どおり営業いたします。
私自身、2日は完全オフにしました。
いろいろと、やっておきたい仕事も山積しているのですが、
ひとまず、休養とすることにしました。
夜は、4月30日の祝日以来の花火が、2区と11区で打ちあがるそうです。
さて、「ベトナム社会主義共和国建国記念日」とは何でしょう。
1940年から、フランスと日本と両国の支配下に置かれていたベトナムでは、
ホー・チ・ミン氏らがベトナム独立同盟会を結成。
日本と交戦中のアメリカや中国から支援を受け、日仏両軍相手にゲリラ戦を展開します。
1945年3月9日、 日本軍はフランス植民地政府を打倒、
そしてベトナム王朝の阮朝は日本との協力の元、ベトナム帝国を樹立します。
その後、日本の敗戦がほぼ決定的となると、
ホー・チ・ミン氏は総蜂起の指令を発出。
日本の無条件降伏に続き、
ハノイ市でベトミン扇動の大衆デモが決起、
武装蜂起へと発展してゆきます。
そしてベトミンがハノイ市にある政府機関を制圧します。
いわゆる8月革命です。
さらに8月30日、ベトナム最後の皇帝バオダイ(保大帝)が退位、王朝は滅びます。
9月2日、
ベトナムではホー・チ・ミン氏がベトナム民主共和国の独立を宣言し、
ベトナム民主共和国が成立。
東南アジア初の社会主義国家が誕生したのです。
そしてこの日は、日本政府がポツダム宣言に調印した日でもあります。。。
その独立宣言の中に、こういう文言があります。
「日本のファシストがインドシナを侵略」
「フランスは私たちを保護するどころか、5年の間に2回も私たちの国を日本に売った」
「私たち民族は、フランスの手からではなく日本の手からベトナムを取り戻した」 ・・・。
この歴史的事実、重みを考えると、胸が痛みます・・・
そして24年後の1969年9月2日、
独立宣言をした同日に、ホー・チ・ミン氏は
突然の心臓発作によって死去するのです。。。
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