まめ情報
【サイレン鳴らしてる救急車、追い越しちゃったらマズいでしょ!(@.@)】
よく見かけます。
公安が交通整理している交差点でさえ、
てんでバラバラ、我先に突っ込んでくるバイクで身動きできないのに、
道路わきに車を寄せて、救急車を優先させてやろうという車やバイクは、
ほとんどありません。
なんとなーく、ゆるゆると、寄った「つもりー」。
以前は日本でも「どいてくださいっ!」とマイクで
怒鳴り散らしながら、緊急車両が通過する光景はよく見かけ、
救急車や消防車が事故を起こすということも時々ありました。
さすがに最近は、みんなすっと脇に寄ってスピードを落とすか、
近づいてくると、車を止めていますが。
ホーチミンは、まだまだ。
先日、タクシーに乗っていた時のこと。
ずっとサイレンを鳴らして、救急車が後ろをついて来ることに気が付き、
「もっと、脇に寄ってあげたらいいのに…」
と、運転手さんに言うのですが、すみません、ベトナム語、出来なくて。
それに、この車両だけがどうのこうのでなく、
片道三車線の、みんなが協力しないと、スペースを空けられない・・・
結局、トンドクタン通りをずっと、前の車両を追い抜くことができず、
ズルズルと流れに任せるしかない、救急車…(-_-;)
分岐点になっている少し広い道幅のところで、
やっと、通してあげることができて、ホッと一息。
「良かったねー♪」
で、スマホ観たりしていて、ふと気が付くと、
また、さっきの救急車が後ろに!!ww
結局、前の車を追い抜くことができず、
三車線を走っているうちに、隣のレーンを走っていた救急車を、
私の乗っているタクシーが、いつの間にか追い越してしまっていたようです。
そして、二車線に入ってしまい、またまた救急車が後ろに…
こりゃ、アカンわ・・・
タクシーに同乗していた日本人たちは
「私が怪我した時は、救急車来るのを待っている間に、
病院着くわ!って感じだったので・・・
タクシー拾ってもらって自力で行ったけど、結局、正解だったわ!」
「みんなそう言うねー。救急車、高いし・・・タクシーだったら、20万ドンしないから…」
タクシーで移動できるぐらいの怪我や症状だったら良いですが、
意識がない、命にかかわる状態だったら、、
ストレッチャーもない、救命処置もできないタクシーでの搬送は、危険かも知れません。
でも、なかなか救急車が来ないのだったら、選択肢、ありませんね。
それに、ベトナムでは、日本と違って、救命士の資格を持つ人は、
原則的に同乗していないらしい。
救命士の資格を持つ人が同乗している救急車はわずか数台だそう。
ただ、搬送するだけ。
それなら、タクシーとあまり変わらない…。
ちなみに、ホーチミンで救急車を呼ぶには、電話番号「115」。
外国人の場合、1万5千円程度かかるそうです
(支払はベトナムドンのみ。約300万VND)。
方や、無料だからと言って、救急車をタクシー代わりに使う人たちで、
日本は問題になっていますが…。