お酒全般日本酒
【神様からのお下がりの醸し酒@なら泉勇斎】
立飲みで、奈良酒のアンテナショップ(奈良酒専門店)です。
一杯60mlを150円から試飲できます。
一応、飲み屋ではなく、あくまでも「試飲」です。
が、みんな、普通に飲みに来ています。
朝11時から夜8時までやっているので、いつでもフラリと立ち寄れます。
朝から延々、8時間、立って飲み続けたお客さんもいるそうです。
何でもその強者は、ワインのソムリエさんとのこと。
国内から、世界から、観光客が立ち寄ります。
もともとは、奈良県酒造組合が始めたお店ですが、
今は「なら泉勇斎」さんが、運営しています。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】は、この店をホーチミンで再現させていただきました。
さて。
今の季節は、しぼりたて、だの、生酒だの、レアものが多く。
特に、絶対今しか飲めないレア物はこれ。
「春日祭社醸酒」
おやしろで、かもした酒・・・
春日大社が、お祀りで醸造した、まだつぶつぶが残るにごり酒。
旨いとかなんとかという前に、
こういう恐れ多い貴重なお酒が飲めるということに感無量です。
そもそも、神様にお供えしたお下がりを、
私たち民人が頂戴する、というのが神道の国、日本の「酒」の始まりでした。
奈良には現在、30以上の酒蔵がありますが、
灘や伏見と違って、「酒どころ」という特別なエリアがあるわけではなく、
寺社仏閣の近くに蔵があるというのが、奈良の特徴ともいえます。
そんな日本らしい「お酒」の歴史とあり方を、
ぜひ、海外の人にも知ってもらいたいなと思うのです。
「酔うため、憂さを晴らすため」に、
匠が精魂込めて醸した酒を、一気飲みして欲しくないのです。
私がホーチミンに来た理由の一つが、ここにあります。
ちなみに、「春日祭社醸酒」は限定の「ふるまい酒」ですので、
すみません、底に残った最後の一杯を、私が頂戴してしまいました。。。。
さて、その他5~6種類、「なら泉勇斎」さんで試飲させていただきましたが。
中でもお気に入りは、
取扱店限定商品として流通していた「裏・篠峯」、『ろくまる』。おすすめです。
雄山錦を使用した、「うすにごり」。
フレッシュでフルーティーな味わいで、春先の薫りがします。
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