大阪
【関西国際空港KIXの出発ロビーが、12月からリニューアルプレオープン!困惑の売り場】
すべてが完成するのは、関西万博が開催される2025年3月だそうです。
何が変わったか?いちばん大きい変化は。
シャトルトレインに並行して、本館から南ウイング、北ウイングを通路で繋がったこと。
出国ゲートを出て右、エスカレーターを降りると、
化粧品やお酒・たばこ、日本のお菓子などの売り場で、まるでデパート。
つい、立ち寄りたくなりますが、扱っているのは高額商品が多く。
日本酒も普段あまり目にしないような720ml1本、1万円以上の銘酒がディスプレイされています。
「イベント」とプラカードの掛かったブースでは、蔵元さんが試飲を勧めています。
そこで、買いそびれたサービスアパートメントの大家さんにお渡しするお菓子を購入することに。
ところが。
この購入方法が実にややこしい。
まず、「ORDER」と日越中韓語で書かれたタッチパネルが、
カジノのスロットマシーンのようにずらりと並んだブースに行く。
このタッチパネルが少々反応が鈍い。
次に、出力された伝票を持って、レジに移動。
レジはずらりと並んでユニクロのよう。
そこで「支払いおよび商品引き渡しレシート」を受け取ります。
そのレシートを持って、商品受け渡しブースに直行。
銀行や役所のように、順番が来たらモニターに自分の番号が表示されます。
少しタイムラグが発生するようで、係員が並んでいる割にはお客様は誰もいません。
大量購入したお客様にとっては、一時間以内に引き取りに行けば良いので、
その間に食事に行ったり、他のエリアで遊んだりできるというメリットがあるようですが。
またココまで戻ってこなくてはならないのは、どうよーという感じです。
売り場で注文して商品を渡してもらえれば、レジで精算で終了!
という以前のシステムよりひと手間増えたことと、
注文パネルやレジ、商品受け渡し場所の動線が悪いため、お客様が困惑すること必至。
「なんで、こんなにややこしいことになってるねん?!(怒)」
というお客様に
「さあ、私たちにもわかりません」
売り場のスタッフも、まるで他人事。
関空を利用するのが初めてというお客様も少なくない中、海外との玄関口、いろんな国の方がいらっしゃる。
さらにスーツケースなどの手荷物を持っているお客様がうろうろすることを考えたら。
朝一番、8時のタイミングでこの混雑なので。
繁忙期のランチタイムなど、どうなることかと心配してしまう。
まあ、新しいことを始めたら、オペレーションの混乱はどこの国でも「あるある」なので。
次回一時帰国時までには何とかなっているかと、温かい目で見ることにいたしましょう。
そして。
オープンしたばかりの「KIX BEER」にお邪魔しました。
朝一に許社長から「案内しようと思っていましたが、朝一から京都で会議があって」と、
ご丁寧にメッセージをいただいており、恐縮です。
静かで落ち着く空間で、ノマド利用にも便利かと思います。
KIX BEER全種類が飲めます。
お値段は全体的に空港料金になっていますが。
飲みたかった「はっさくビール」を飲むことができました!
さわやかな酸味と大人の苦みが美味!です。
朝8時からでも飲む人、やっぱりいますね。
京都伏見の山本本家「神聖」さんもメニューにあり、
欧米人とアジア人女性のカップルは、日本酒を飲んでいらっしゃいました。
おつまみがもう少し種類が多く、いろいろとつまめる盛り合わせがあれば良いのになぁと思います。
さて、ほろ酔いで32番ゲートまではちょっと遠いのですが、歩いてみることにしました。
途中からは普通にゲートが並ぶだけの通路です。
時間があれば、もう少しいろんなエリアを散策してみたかったなぁと思います。
食べたり、買い物したり、遊んだり、癒されたり、いろんなエリアがあるようです。
※本館と新スポットをつなぐ、中央広場。
その他、保安検査場に入るとき、これまでだとパスポートとボーディングチケットのチェックは
係員がやっていましたが。
パスポートとボーディングチケットをセルフでスキャンして通過するように変わっています。