【JETRO展示会@インターコンチネンタルサイゴン】
「ホーチミン日本産農水産物・食品輸出商談会2019」
日本から、水産・水産加工品、日本酒、梅酒、健康食品、畜産、菓子など、
ベトナムでの販路開拓を目指す47社が出展。
11日がホーチミン、翌日がハノイという日程で、両方に出展する企業も。
取引先の
「千古乃岩(岐阜県:千古乃岩酒造)」
「蒼天伝(宮城県:男山本店)」
「梅酒の中野BC(和歌山県)」、
合わせて知人の「シーエムワン(東京)」が梅酒を出しており、さっそくGo!
毎年ニッコーサイゴンで開催されていたのが、
今回はインターコンチネンタルサイゴンなので、近くて助かった。
けれども会場の照明が暗く、商品を良く見せるためには、明るい方が良い。
また昨年は、参加者の間だけでも、名刺交換や情報交換ができるほど、
飲食店やその関係者、仕掛け人の人たちが大勢来ていたが、
今年は少なく、来場者自体が少なかったように思った。
エビデンスシートとなる丸いカラーシールの数も、
どのブースでも少なかったので、実際に来場者が少なかったのだろう。
また昨年は、ベトナム人シェフによる、
サンプル食材での試食メニューが、
会場のエントランス部分で展開されていたり、
各メーカーから試供品が提供されていたため、
資料の持ち帰りにも便利だったのだが…。
(ホテル側のカフェビュッフェは会場内に移動されていた)
今回は、そのような趣向はなく、
ホテル側の用意したカフェビュッフェも、
いつもはちょっとした情報交換やミーティングの場として、
屯して利用されている方が多いのだが、今回は少なかった。
「今日は少ないですね」
と、出展者の方に声を掛けると、
「これでもまだ、朝より人がいる方。。。毎年、こんな感じですか?」
初めて出展する人には分からない。
JETRO側では、
展示会が終われば、来場者数、その内訳、成約率など、
年ごとの推移とともに、展示企業、来場者には送付する、
ぐらいの取り組みが欲しい。
また、JETROのウエブサイトでは、
「ベトナムで人気が高まりつつある梅酒類」
とあるからだろうか、今回は梅酒の出展が多かったのだが、
そろそろ日本酒人気を作っていくことに、
チャレンジしてゆかなければならないのだが…。
そのあたりの認識も、ズレている感じがする。
インポーター&サプライヤーのSimbaさんからは、
「日本食材」部門から女性スタッフ2名、
「日本酒」部門からは男性スタッフ2名、
日本人スタッフが1名来ていた。
日々、お世話になっているスタッフばかりで、
特に日本酒部門の男性スタッフ2名とは、
来月、兵庫県の蔵元で、またお会いすることになる。
あいにく、Binh社長は入れ違いに日本出張。
展示会に出展するより、
Binh社長に働きかけ、蔵に来ていただき、PRをされた方が、
実際、成約率はぐんと高まる。
しかし昨年あたりから、銘柄数を増やしすぎて、
在庫管理が追い付かないという現実もあり、
今後はさらに、新銘柄の入荷に関しては吟味されるだろう。
蔵元さんには、その販路開拓、取扱い継続のためにも、
ベトナムに来られたら、ぜひ、現地での営業協力をお願いしたい。
今回初ベトナムという「中野BC」さんも、
いろいろとホーチミンを周られて、
またかなり早いうちからご連絡をいただいており、
弊店にもご来店いただいた。
「実際に来てみるのと、みないのとでは、全然違う」
と手ごたえを感じておられたので、それはそれで良かった。
私も銘柄の種類が豊富な中野BCさんの商品群で、
どれを仕入れようか迷っていた中で、
試飲させていただけて、良かった。
さっそく注文しよう。