観光
【3時間の観光、どこに行く?@ホーチミン】
ホーチミン2泊、ダナンで3泊、ハノイで2泊というツアーで、
15~16万円ぐらいなんだそう。
飛行機はプレミアムエコノミー、ホテルは5ツ星なので、
なかなかリーズナブルだと思う。
この時期、少しお安くなっているのだそうだ。
前日はフリーでベンタイン市場、フォーやチェーを食べに行ったそう。
どこもランキングに乗っている店だ。
夜はお定まりのディナークルーズと水上人形劇。
最終ホーチミンは午後までと言うので、
ランチからご一緒することに。
いくつかご提案したところ、「ソフトシェルクラブ」が良いと言う。
久々に「Quan 94 goc」に。
お昼時なので、混んでいるかな?と思ったら、ガラガラ。
燦々と明るい日差しの中でと思って2階席に上がると、
窓が締め切られて施錠されている。
開けようとすると、制止された。
こんなに活気のないQuan 94 gocは初めて。
これもベトナム人がコロナウィルスで外出自粛しているせい?
※いつも、春雨をすすめるお店のおじさん。でも、やっぱり炒飯の方が美味しいと思う。
※あれ?以前、食べた方が感動したな・・・この後、蟹の爪を頼んだが、
間違って「揚げ」を頼んでしまった。断然、「蒸し」の方がおすすめ。
※90,000VNDでこのクォリティーはおすすめ!レモングラスがたっぷり入って、
スープが旨い!貝の身もぷっくらプルプル。
B級ローカルレストランばかりが今のホーチミンではないと思うものの、
東京から来た人には、そちらの方がベトナムらしいと感じるらしい。
せめてカフェは、今、ホットな場所にと、
ベトナム生まれの高級チョコ、「MAROU」の直営カフェに。
※デザートは全体的に甘さ控えめ、上品な味に仕上がっている。
「Quan 94」と違い、MAROUは逆に、
若いファッショナブルなベトナム人グループやカップル、
女性のお一人様などで満席。
観光客ではないみたい、一体、みんな何をしている人たちなんだろう?
おりしもバレンタインデー前で、奥の工房(梱包エリア)では、
スタッフ数人が、忙しなく作業している。
さて、送迎バスの時間まで、まだ少しある、という。
「ホーチミンって、もっとコンパクトな街かと思ったら、広いんだね」
と言っているので、実感してもらおうと、
ビテクスコ49階の展望台に登ることに。
最後に登ったのは3年前だろうか。
もちろん、ビンホームズのセントラルパークもランドマーク81も、
ゴールデンリバーの4棟タワーもなかった。
そしていつのまにか、ただの沼地だったサイゴン川の向こう岸が、
すっかり整備されて、幹線道路が走り、ビルが建ち、緑が美しい。
河岸沿いに並んだハイネケンの大型看板が、一斉撤去されたときは
「いよいよベトナムビールの保護と、アルコール規制に政府が動いた」
と色めき立ったが…違うな。
この景観に、どの企業の看板であれ、必要ない。
そして曇っていたと言うこともあるのだが、
タンソンニャットを発着する飛行機がよく見えたのが、
今はもう、空気が澱んで、遠くまで見通せない。
彼女たちも「ホーチミンって、広いねー」と驚いていたが、
地上で日々感じているのとはまた違った、一望の様変わりに、
私自身も驚きを隠せない。
日々の業務や生活に追われながら感じる変化だけでなく、
経済も、たまにはこうして客観的に俯瞰すると、
一気に腑に落ちるところがあるのかも知れないと思った。
さて、ビテクスコの周辺や、グエンフエ通りのホーチミン像の前には、
ロシア系とおぼしき観光客がびっしり。
若い人もいるが、退職後といったお年寄りが多い。
この人たちは、コロナだろうがインフルだろうが、おかまいなし。
相変わらずノースリーブにサンダル、マスクなしの無防備に、
濃い目のサングラスだけは、決して手放さない。
グエンフエ通り、ドンコイ通り、その周辺は、
若干の観光客はいるが、全体的に空いている。
そして友達を見送った後、
ピアスを買いに「TOMBO」に寄ったのだが、
相変わらず日本人観光客で繁盛していた。