【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

怒涛の一年でした。

コロナだったから、いやコロナでなくても、
与えられた機会がみな上手くリンクして、
3年という長い間、じっと土の中で温め続けて来た種が、
ぽこっと地表に顔を出せた…そんな年でした。

多くの方に支えられ、サポートしていただき、
応援してくださったおかげだと、感謝の念に堪えません。

どうもありがとうございました。

また今年は、短い期間ではありましたが、
ご厚情をいただいたお客様たちの帰任が続いた一年でもありました。


変わらぬもののない中で、芯となる思いが変わらぬことは、
とても大切なことだと痛感した一年でもあります。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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さて。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopは、年末年始休まず営業いたします。

■31日(木・大晦日)は酒屋11-19時。角打ち(バー)は17-23時。
 盛り蕎麦をサービスでお出しします。
 紅白を観ながら、日本酒で乾杯!

■1日(金・元旦)は酒屋・バーともに12-22時
 海鮮が好評の「K'Cafe」さんのおせちをご準備しております。
 (焼き餅1個サービスいたします)
 七賢スパークリングで乾杯!お正月はやっぱり日本酒です。

■2日(土)、3日(日)は、酒屋・バーともに17-22時営業いたします。

1日元旦~3日(日)、スタッフはお休みですが、
月森が皆様をお待ちしております。



どうぞよろしくお願い申し上げます。

※なお、角打ち【日本酒で乾杯!】は31日(大晦日)~2日(土)までお休みをいただいております。

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

5区の中華街、チョロンにお買い物。
テトギフト用の箱を探しに行ったのだ。

店舗&酒屋マネージャーのTuanは、チョロンに行くのは初めてだという。
なんとベトナム人より私の方が詳しい?

ハムギー通りにあるベンタインバスターミナルまでGrabで行って、
そこから1番のバスに乗ってチョロンまで行った。



バスは満員だった。
後ろの方に学生が座っている。寝ている者もいる。
仕方なく立つ。街並みをあちらこちらキョロキョロするには、立っている方が都合が良い。

しばらく進むと、さっと前の方の若者が席を立つ。
白髪のサラリーマン風の男性に席を代わろうとしたのだ。

そして、おばあさん、おじいさんが乗ってくるたびに、この子たちは入れ替わり立ち代わり席を立つ。
それこそ我先に席を立って、声を掛けたり手招きしたり肩を叩いたり。
日本では滅多に観られない光景だ。

それにしても…

「なぁんで私はスルーするかな…」

「月森さん、おばあさんに見えないから」とTuan。

「何?おばあさんに見えないということは、実際はおばあさんってこと?」

詰め寄ると

「いや、マスク取ったら…」

混乱したTuanは、おばあさんに見えた方が私は嬉しいと勘違いしたのだろうか。
さらにドツボにハマる。

「何?マスクを取ったら、おばあさんだと言うこと?」

女心を測るのは実に難しいw

自力で座るおばさんもいた。たくましい。



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さて、目当ての箱は結局見つからず。
水餃子を食べて帰ることにした。
ハートンクェン通りの「Sui Cao(水餃子)」通り。
番地が店の名前になっていて、ズラりと並んでいる。

2018/08/23
【絶品の水餃子「玉意水餃」@5区】
https://sake.vietnhat.tv/e37573.html

2019/01/05
【水餃子街、どこに入っても同じ、は嘘!?@5区チョロン地区】
https://sake.vietnhat.tv/e45930.html

今回は、【193 Sui Cao】に行ってみた。



だけどやはり、「玉意水餃」がいちばんおいしいかな?

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

お隣さんは【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopオープン当初から、何かと文句を仰ってくる。
もちろん、原因はすべてこちらにある。

2020/12/13
【24個の鍵に振り回されて往生】
https://sake.vietnhat.tv/e49392.html

夜中にゲートの扉を締める音がうるさい、
ゴミの出し方が悪いので臭い。

ゲートの扉は錆て硬くなっていたので修理してもらった。
ゴミ出しは、通り過ぎようとする回収者さんを呼び止めて、
すっと5万VNDを出したら、毎日問題なく持って行ってくれるようになった。

スタッフにも、段ボールはちゃんと解体して出すように、
食べたあとのゴミはバラバラと捨てないで、ちゃんと大きなゴミ袋に入れて出すこと。
ゴミバケツに入れたままにせず、回収に来る直前に表にちゃんと並べて出すこと。
徹底した。

ある日、朝行くと、隣の奥さんが道路を掃いていた。
「シンチャオ!」と挨拶をすると、硬い表情で挨拶を返してくれた。
ちょうど境界線あたりにチラシのような紙が落ちていた。
奥さんが先にそれを拾って捨ててくれた。
「ありがとう」とベトナム語で挨拶すると、硬かった表情が破顔した。

「そういえば、きちんと挨拶に行ってなかったなぁ」

向こうからすれば、静かな住宅街に突然、店が出来た。
見たら若い兄ちゃんが仕事をしている。
不安になるのは当たり前だ。
経営者の私がキチンと挨拶しなければ。

さっそく「文楽 金舞酒」(埼玉県:北西酒造)を持って挨拶に行った。
金粉舞い散る、クリアケースに入った美しいお酒だ。
正月用にもちょうど良い。



「いえいえいえ」と奥さん。
だが、その次の瞬間には「Cam on」。
このあたり、日本の奥さんよりホーチミンの奥さんの方が、2.5秒ぐらい早い。

そして昨日は、隣の旦那さんが、ウチの前まで箒で履いてキレイにしてくれていた。

私も隣の旦那さんが、トヨタのデカイ車を駐車場に入れるために前の路地に止めて、
しばらくあたりが交通マヒするのが気にならなくなった。

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そして、effocカフェのお客様のバイクを整理しているおっちゃんのところにも、
Sapporoビールを持って挨拶に行った。

前日、ゲートの扉が閉まりにくかった時、駆け寄って締めてくれたのだ。
それまでにもここ三年程、グエンフーカン通りでタクシーを止めようとすると、
一緒になって泊めてくれる。

友だちが【蔵 KURA】に来るのに迷っていたら案内してくれた…
などなど、いつも何かと親切にしてくれる。

ビールを渡したら、「サンキュー、マダム」と、
欧米式に手を取って、右手の甲にキス。

日本でやったらセクハラなんだだろうけど…w。

みなさま、ありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

店舗マネージャー、酒屋担当はTuanである。

そろそろ店舗設立に伴う不具合、追加工事なども終わってきた。
彼は、マネージャーとしてはすこぶる優秀だ。

次はいよいよ酒屋の営業活動だ。

「B to C の日本酒の小売」
「イベント、セミナー、試飲会、ケータリング、頒布会などの企画・制作業務全般」

「B to C の日本酒の小売」の営業について、
何か良いアイデアはないか聞いてみた。

「Facebookを利用しましょう。You Tubeも!
 毎週決まった曜日に日本酒のボトルを一本ずつ写真に撮って…全種類掲載しましょう」

いかにも今時の若者が考えそうなアイデアだ。
本人も、これまでにも少し齧ったことがあるようで、やりたいのだ。

ところが、一見良さそうに見えるこのアイデア。
実は重大な落とし穴がある。

ベトナムでは、広くインターネット上で、
アルコール類の販売を行ったり、販促を行うことは禁止されているのだ。

現在、角打ち【日本酒で乾杯!】や【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE ShopのFacebookで、
「〇〇入荷しました!」
と告知しているのは、アウトかセーフか、ギリギリのライン。
価格は入れないよう気を付けている。
フードと一緒の写真や、先日の「アイスクリームに"やまとしずく"かけ」デザートも、
デザートメニューとして載せているが…微妙だ。

そしてSNSが直接、販売に結び付くには長い時間が掛かる。
私がFacebookを利活用するのは、すでにリアル店舗で、何百人という日本人のお客様がいらっしゃるからだ。
決して不特定多数に向けて空打ちしているのではない。

「今は効果が出なくても、ゆっくり、そのうちに成果はでます」

「そのうちって、具体的にどのぐらい?」

しばし考えて「三か月」と答えが返って来た。

Tuan、三か月間、あなたが一人も顧客を確保できなかったら、
ウチの店はつぶれてるよ。。。

「ビジネスはスピードが命だよ!」

そして、一人一人、お客様の顔が見えるビジネスをして欲しいと伝える。
日本酒の普及とは、そういうことなのだと思う。

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次は企画営業を考えてもらった。

彼のコネクションで、あるパーティーイベントを主催しているオーナーさんに提案をしたいと言う。

企画書を書くのは初めてだという。

とりあえず「3~5ページぐらいでまとめて、オーナーさんに会いに行きましょう」とだけ伝えて、書いてもらった。

出来て来たのは10ページぐらい。
人の話は聞いていない、自分で良いと思ったことを押し通す派だ。
最初、日本酒についての知識の披露が5ページ。
そして、提案する相手がオーナーではなく、パーティーに参加されるお客様になっている。
プロモーションのような、セミナーのパワポのような代物。

「はい、全部ダメ!やり直し!」

鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。

「オーナーさんに対するビジネス提案書なのだから、
 まずオーナーさんはどういうことを求めているのかヒアリングしなさい。
 オーナーとWinWinな提案が、はっきり伝わらないようなものはダメ!」

その後、何度も何度も書き直しをさせた。
パワポのデザインは美しい。デザインは大切。
これまでに日本の企業の方たちとお仕事をさせていただいて、
パワポのセンスがイマイチのところが多かった。

私たちの強み、「セールスポイント」の打出しが弱い。
私たちが提案する日本酒は、
ジャパニーズクォリティーの最高峰、さらに弊店が厳選して自信を持ってお薦めできる逸品である!

「ベトナム人は、そういう押しの強いキャッチはダメです」
とTuan。

オーナーさんやこのパーティに集まる人たちは、成功者たちの集まりである。

そういう人たちには、その成功を褒めたたえる、最高のステイタスが必要だ。
しかも彼らはベトナム国内だけでなく「世界」を知っている。
「世界一」の日本酒、高価な逸材が、惜しげもなく飲めて楽しめるのは「最先端のあなただけ!」。
ちょっとそこのロマノコンティやドンペリを、日本酒の大吟醸や日本酒スパークリングに変えてくださったら♪

「日本人はそれで良いかも知れませんが、そういうビジネスの仕方はベトナム人はしません」

それについては、異論がある。街中のちょっとした商売人も、日本人より強引だ。
しかし、そこが問題なのではない。

「Tuan、日本も昔は今のベトナムと同じように、日本流の商売のやり方で世界に出て行った。
 品質は良くても、プロモーションやマーケティングは決して上手ではない。
 欧米に学び、欧米流のビジネスのやり方を取り入れていった。
 ベトナムも、世界と肩を並べたかったら、変わるべきだと思う。
 その過程の中で、ベトナムの優れたやり方を融合してゆけば良いと私は思う」

「僕は…頭が固いのだと思います…」

保守的なのが悪いのではない、ただ外に広がってゆくためには、
自らが変わってゆかなければならない。

結局、この企画は出来上がったが、オーナーさん曰く。
コロナ禍のご時世、パーティーは行われていないのだそうだ。
だから、先にリサーチしておくように、言ったじゃないの。
けれどもこの企画はどこでも、後からでも使える。
大事にしまっておこう。


【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

「11月にビジネスライセンスを取得しているのだから、
 11月から売上を上げられるだろう」
税務署でこう言われた。

実際の流れは
「物件取得」⇒その住所で「ビジネスライセンス取得」⇒
「内装工事」を進めながら「種々ライセンス取得」となっている。
そして内装工事が終わり、
無事アルコールライセンスも取得できた翌日、
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopはオープンした。

始業日は12月5日だ。

店舗がなくても11月から商売ができる…という主張もあながち間違いではない。
アルコール類や飲食はダメだが、それ以外を小売りすることはできる。
しかし金を稼ぐために店をオープンしたのではない。

ということを、理解できても、出来なくても、11月分を払えの一点張り。

業務を委託したコンサルタントは、
「要するに、アレが欲しい、ということだと思いますよ」

大した金額でなければ、ちゃっちゃっと払ってしまおうか。

「ここは先方の言い分通り、「11月分」をしっかり払いましょう」

ここで面倒だからと、後先考えずに言うなりに筋の取らない金銭を支払ってしまうと
後後ズルズルとなってしまったり、問題になるよというアドバイスだった。

それで大きな問題になってしまった企業もある。
代替物で上手にすり抜けている人たちもいる。
また、絶対譲らず戦って、相手を根負けさせたケースも耳にする。
「領収書を出せ」と言ったら、「ホレよ」と出したケースもあると聞く。

私たちは、微妙な解釈の11月分の税金を払うことにした。

特にアルコール類を扱っていると、
普通の飲食店以上にさまざまな障害があるのは想像に難くない。
ベトナム人が経営していても同じ、事例も耳にしたことがある。

看板も出さず、「隠れ家」の店として5年間、
「牛めし屋」さんに守られながら、地道に商売を続けて来た。

それは目的が、「ベトナムで日本酒の普及をすること」だからだ。

「私が儲けたい」からでも、「店を持ちたい」からでもない。

とにかく安全に長く続けて、ベトナムで次世代を育て、
ベトナムの人たちが自分たちで起業し、日本酒を普及し、
世界と肩を並べるまでの「日本酒を美味しく飲み、醸せる」ようになって欲しい。



※隠れてます。
 一見さんおことわりの隠れ家は、京都ならではの文化。
 看板はデカイほど良い!道頓堀とはちょっと違う。
 隠れ家という佇まい、私は粋だと思う。
 それはそれとして。
 ビジネスパートナーが日越を拠点に物流会社を立ち上げたのを機に、
 日本に「杉玉」を注文しようと思う。
 これ、けっこうお高いのだけれど…無事、届くかどうか心配なの。。。

角打ち【日本酒で乾杯!】【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopは、年末年始は休まず営業いたします。

■酒屋…12/31(木)、1/1(金)、1/2(土)、1/3(日)
    11:00~19:00

■角打ちBAR…
    12/31(木)17:00~23:00
     1/1(金)12:00~22:00
     1/2(土)17:00~22:00
     1/3(日)17:00~22:00
※酒屋が開いている時間、テイスティングバーとして角打ちもご利用できますので、
 いつでもお立ち寄りくださいませ。

○大晦日は年越し蕎麦サービスいたします(なくなり次第終了)。
 モニターで紅白を観ながら23時でClose。
 花火が上がれば、ご近所でカウントダウンを楽しみましょう♪

○元旦は昼の12時から営業します。(Closeは22時)
 海鮮が好評の「K'Cafe」さんのおせちをご準備しております(有料)。

 焼き餅サービスいたします。

 おせちはなくなりしだい終了ですのでお早めにお越しくださいませ。

○また、お正月の日本酒を販売しております。
 お正月用、ご贈答用で買って行かれるお客様が増えてきました。
 1本からでもデリバリーいたします。
 お気軽にお申しつけくださいませ。
※デリバリーは12/30(水)までです。1/4(月)から通常配達させていただきます。

※なお、ただいまクレジットカード申請中です。
 ご不便をおかけして申しわけございません。
 今しばらく現金支払いにてお願い申し上げます。

1/4(月)からは、通常営業です。

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角打ち【日本酒で乾杯!】のお休みは
12/27(日)、12/31(木)、1/1(金)、1/2(土)です。

1/3(日)18:00~21:00、1/4(月)19:00~23:00から通常営業です。

角打ち【日本酒で乾杯!】

角打ち【日本酒で乾杯!】でKeep461本の常連のお客様が、
10年間のホーチミン生活にピリオド、帰任されました。

この三年半の間、佐賀県:天山酒造の「七田」を愛され続け、
Keepして飲んでいただきました。
(ご来店いただいてからは四年半になります)

角打ち【日本酒で乾杯!】は「試飲ができる角打ちの店」で、
あれこれ試されて「お気に入りの銘柄を見つけてください」というのが、
お店のコンセプトです。

1杯ずつ注文されるより、Keepされた方が、30~35%お得になります。
また「これ!」と決められたら、一途な方は案外多く、
辛口派、甘口派、フルーティー派など、きっぱり別れるようです。

封を開けるとどうしても風味が落ちてしまうため、
一か月のお預かりとなっております。

ところが、Keepをされる方に限って毎日、
あるいは週3、週5とご来店くださるので、3日と持ちません。

「七田愛」のお客様は、
他の方にも薦められたり、ふるまわれたりしてくださったので、
いつのまにか弊店で人気ランキング1位の座を獲得しました。

「七田愛」のお客様が帰任されたあとも、
しばらくその地位は変わりそうにありません。

23日の夜中(24日の深夜)、タンソンニャットを出立され、
昨日無事、日本のご自宅に戻られたそうです。

帰宅されたタイミングでお酒が届くよう、
先月から天山酒造の七田謙介社長に手配をお願いしておりました。

いつも飲んでいらっしゃる「七田」と、
新酒をセレクトしてくださったようです。



「お正月に♪」と喜んでいただけて良かったです。
ホーチミンでは飲めない新酒を寒い日本で、
ぜひゆっくり味わっていただけたらと思います。

実はここのご家族、奥様、お子様お三人様、全員、
角打ち【日本酒で乾杯!】にお立ち寄りくださったのです。
どうぞ、みなさま揃って、お楽しみいただけたら♪と思います。

長い間ご愛顧くださって、本当にありがとうございました。

「またホーチミンに来てくださいね、日本でもお会いしましょう」
と、気軽に言える状況ではないため、格段に寂しいですね。

また今年、帰任された常連様からも、
「Merry Christmas!」のLINEを頂戴し、本当にありがとうございます。

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopの酒屋は朝11時から、夜19時まで営業している。
※角打ち(バー)は、平日は17時~23時。土曜日12時~23時。日曜日12時~22時。

オフィスワーク組は14時ぐらいにお腹が空き、ランチ時となるのだが。

お客様がいらしたり、配達があったりしてはいけないため、オフィスを出られない。

当然、デリバリーランチとなる。
費用は福利厚生で店の負担としている。

最初の頃は日系レストランのデリバリーを頼んでいたのだが、
個々にアクセスしなければならないのが面倒だし、結構時間が掛かる。
しかも当然、お値段も高い。
二人だと、すぐに300Kvnd(≒1,500円)を超える。



※バスターヒロのスパゲッティ。
カルボナーラのベーコンが分厚くて感動!
チーズもこってり!さすが日系、お味も素晴らしい。
そして何よりも感動したのはこのエコ意識。
プラスチックをまったく使っていない。
ただ…忘れた頃にやってくる。二人で350 Kvnd(≒k1,575円)



※銀行業務で二人で出た時のランチ。
毎回、違うところに連れて行くというのを心がけている。
Tuanは豚しょう定食を頼んでいたが、私は単に寿司が食べたかっただけーw
 二人で430 Kvnd (≒1,935円)。

それがベトナムごはんだと、二人で100Kを超えるか、超えないか。
しかもポータルサイトが充実しているので、
「何、食べたい?」
「コムガー」
とかって指定すると、コムガーを扱っているお店がザッと表示される。
メニューの写真一覧を観ながら、おいしそうな店、安い店、配達費用の安い店など、よりどりみどり。



※ここの「生胡椒焼き」のコムガーが最高!海藻スープも美味しい。
 これで二人で69 Kvnd(≒310円。一人150円ほど?どうやって利益を取っているのだ!)

しかも届くのがめちゃくちゃ早い!



※Tuanが食べていておいしそうだったので、私も頼んだブン。ゴージャスに全部乗せにした。
 二人で117 Kvnd (約530円)




※私が食べたかった、バンカンクア。タピオカ麺に、蟹スープ。豚の血のゼリーも載っている。
 二人で117 Kvnd (約530円)
 …でもやはり麺類は、屋台で食べた方が断然美味しい!



※お野菜というか、香草というか、たっぷりのバインセオ。
 当然お野菜が余るので、持って帰って、ベーコンと炒めたら美味しかった。
 3食分あった・・・・



※角打ちマネージャーのレイチェルが教えてくれた、お焼きみたいな軽食。
 米で作ったバーガー風の中に、お肉や野菜の具材が入っている。
 カリカリっと香ばしい食感が美味しい。
 テト(正月)に余った、米餅を再利用したところから生まれた料理らしい。

ということで、最近はベト飯にハマっている。
週刊VetterのB級グルメの取材をさせていただいたので、
結構、色んなベトナム料理を食べさせていただいたとは思うが、
まだまだ、奥が深い。。

イベント

Vetterやスケッチにもその名はなく、ずっと参加したいと思い、
声を掛けてくれた知人に、会への招待メールを送ってくれるよう、メールアドレスを伝えていた。

もう二年以上前になるが、幹事からの連絡はなく放置状態。
次は「この件、預からせてください」という友人がいたが、これまた放置状態。
三回目は「お返事は来た」ものの、ご本人は帰国。それが今年の夏のことだった。

その後、私のメールアドレスがどこをどう周り巡ったのか。
11月。同志社校友会から会のお誘いが来た。
それもいっぺんに二つの会合から。

そのうちの一つはどなたかの送別会や還暦祝いを兼ねていた。
日程が合わず不参加表明したものの、幹事や主催者からの返事はなく、
ラグビーがどうのこうのと盛り上がっている。
さらにそのうちのお一人が前日、弊店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopにご来店。
校友会のようすを伝えてくれたが要領を得ず。

「えびす」で開催された、日程の合う「忘年会」の方に参加してみた。
私を入れて6人だった。
ウチの美術クラブ「軌(わだち)」が同窓会をしても、もっと人数が集まるであろう。
わけを聞いてみると今回は少々少ない(にしても少なすぎる)が、
この会こそがベトナムで代々受け継がれて来た「正統な会」だと言う。

そして複数ある会同士、互いに知らないという言う。
いかにも、自由で個性的な同志社らしいw

一方、慶応の「三田会」は世界中にメンバーが散らばり、めざましい活動をしている。
部外者ながら、帝国ホテル階下の「三田倶楽部」や、
慶応出身者が中心の会員制社交クラブ「銀座交詢社」などにお邪魔させていただいたことがあり、
そのステイタスの高さに驚いたことがある。
その資金力と言い、慶応出身者三人集まれば起業できると言われるほど、
卒業生たちの影響力、コネクションは強いものがある。

おそらくその差は、中央にあるかどうか立地的違い、
大学の創設者の志の違い(校風)にあるのだと思う。
私はやはり、古きものと新しきものがまじりあう京都という地で、
同志社の自由な校風の中で、(高校時代から)大学時代を過ごせて良かったと思う。

さてお名刺交換をさせていただくと、
さすがに皆さん、良い企業にお勤め(というか、社長さんが多い)だし、
海外勤務、海外体験が多い。

当然、私が大先輩なのだが、ここでもやはりラグビー選手の活躍とその時期について語られ、
大八木、平尾と言った名前が私の口から出ると、さすがに年の功を感じる。

興味深いのは、卒業してから何十年も経つのに、
相変わらず「外部」と「内部(出身者)」の意識が残っていること。
私は同志社女子高上がりだが、「国際高校」出身のものが二人いた。
私たちの頃は「国際高校」はなかったのでは?
学部も6学部から今は12だとか、14だとかに増えている。

卒業生の有名人という話になって、カズレーザーしか出てこないのが悲しい。
先日、テレビで「鎮暈薬(ちんうんやく)」が読めず、
「カズレーサーさんほどの方でも、読めませんか」と池上彰氏に突っ込まれていたが、
スマートなキャラクターが好きだ。

私が思う有名な人といえば、コカ・コーラや資生堂の社長に就任し、
めざましい業績を残されて来た「魚谷雅彦」氏だろうか。
日本における代表的な「プロ経営者」の一人であり、奈良県出身でもある。
一度、東京の校友会でお会いして少しお話をさせていただいたことがある。
私の前にも、後ろにも、お名刺を頂戴したい人たちの行列がズラリだった。

さて、「えびす」の校友会では奈良出身の人たちが二人いて、
帰るに帰れず閉じ込められた私たちにとっては、
歳の差はあれど、ド・ローカルな話に花が咲き、懐かしく楽しい同窓会となった。

ここで校歌でも歌いたいところだが、英語の歌詞が歌えるものは一人しかいなかったので断念w

ちなみに「同志社今出川会(同志社同窓コミュニティ)」のFacebookページはこちら。
https://www.facebook.com/groups/364014913809686/


【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

名前はストック。
Tuanが名づけました。

なぜ「ストック」なのか分からないけれど、そう閃いたんだそう。
黙々と良く働きます。
命令しなくても自分で考えて、丁寧な仕事ぶりです。
時々、一人で中国語を話しているけれど、みんなからスルーされても気にしません。
保険や福利厚生どころか、給与も最初に払っただけ。ボーナスもいりません。
文句も言いません。

Tuanに言わせると、男性だそうです。

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貧乏暇なし、私は朝8時から、ブログやメールを打ち、
朝11時から【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに行って、
酒屋兼オフィスで仕事をし、夜は11時まで角打ちに立つ。

毎日15時間仕事して、オフは一日。
「10分でも寝ていたい」という方の気持ち、分かります。

オープンして二週間程ですが、あれがない、これがないは
実際にやってみて分かることも多々あります。
工事の不具合も出て来ます。
ベトナムは申請や金融も手続きが煩雑で時間が掛かります。

Tuanがほとんどそちらに手を取られ、営業が出来ていません。
せっかく年末年始、テト前にオープンできたのに…営業と運営は私が回ることに。

朝一番に、毎日オフィスと外回りの掃除をお願いしました。
道路もキレイにしたいところ。
ベトナムの人、道端に平気でゴミを捨てます。
そうこうしているうちに私が出社し、どんどんTuanに仕事を振り出します。
棚の掃除もしたいのに…時間がない。

そこでお掃除ロボットを購入することにしました。

実は前々から使ってみたかったのー♪

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日本製をチェック。
ルンバや新商品のルーロ(Panasonic)は7万円ぐらいから14万円もするものも!

日本の場合、価格コムで調べるとコロナ禍で、
3万円程度の製品が軒並み在庫切れになっています。

弊店の予算は2~3万円。
すぐに見つかりました。でも中国製。
4,900,000VND(≒22,000円)
テレビCMなど見ていて、直径20cmぐらいかと思っていたら、
30cmから35cmと、案外大きいのね。



「今日中!今日中に持って来てもらって!」
思い立ったら、即!です。
「今日中には無理だと思います」
時間は午後3時を回っていて、配達は明日以降になるのでは?とTuan。
「いいから、聞いてみて」
電話をしてみたら、即、持ってきてくれましたー♪

で、なぜ安いかというと、このお掃除ロボット。
中国語しかできないの。
英語ができるのは、倍の値段するらしい。

先日のスマートバンドといい、このお掃除ロボットといい。
中国ほどの国が、英語版やその他の言語を導入するぐらい、
朝飯前だと思うのです。

2020/12/18
【女性の日?にスマートバンドMi4のプレゼント】
https://sake.vietnhat.tv/e49419.html

それを何故、中国語一辺倒なのか、それもベトナムに輸出しているのに。

これは中国の戦略ではないか?と最近思い出しました。
覇権を握るのに、「言語」の強要は、大きな圧力になるからです。
世界の歴史がそのことを物語っています。

私たちは、自分たちのことは棚に上げ、
アルフォンス・ドーデの短編小説集『最後の授業』(La Derniere Classe)で、そのことを習いました。

「Tuan、お掃除中は必ずドアを閉めてね」

でないと逃亡する危険性があります。
以前、家から逃亡して国道をお掃除しているルンバの動画を観たことがあります。
やらせかも知れませんが…

「僕らが事務所を閉めたあとにやらせましょう」

残業は嫌だと文句を言うこともなく、ちゃっちゃと従順に掃除をし、
バッテリーが切れそうになったら、自分で充電基地まで戻るでしょう。
チームの一員として、がんばってね!♪
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SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」
試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh


■酒屋
 月曜日~日曜日 14-19
 ※水曜日定休日
■角打ち
 月曜日~金曜日 18-23(L.O)
 土曜日 14-23(L.O)
 日曜日 14-22(L.O)

★クレジットカード可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
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