Thailand
スワンナプーム空港は成田の3倍の広さ、
シンガポールほどのアトラクションはないが、空港を愉しむのも良い。
※MRTペッチャンブリ駅からARLマッカサン駅に乗り継ぐ間の高架から撮影
すっかり車社会。
ウェブチェックインカウンターは誰もいなくて、すいすいと、手荷物検査まで来た。
ところが…ここで引っ掛かった。
リュックに入れていた洗顔フォームが、規定の容量を超えているというのだ。
120g…規定は100g。惜しい…。
今回はバタバタしていて、
出かけに、いつも使っているチューブのまま、リュックに放り込んだ。
隣の男性も、ほとんど使い切った歯磨き粉が引っ掛かっていた。
容量が100g以内でも、容器が100gを超えているとアウト。
行きのタンソンニャット空港ではスルーだったので、つい…
しかしそんなことを言っても、
「ウチはタイだ。ベトナムとは違う」と一蹴されてお終いだ。
たかが洗顔フォーム。捨てても良いようなものだが、
私の肌質に合っていて、愛用していて、しかもこれを捨ててしまうと、
次の1時帰国時にしか手に入らない。
躊躇ったり、ゴネたり、お願いしたり、グズグズしていると…
女性担当官に変わって、怖い担当官のおじさまがやって来て、
「捨てろ」と迫る。
「じゃあ、どうすれば(これを捨てずに)良い?」
と聞いてみた。
「チェックインカウンターからやり直せ(荷物を預けて来い)」と言う。
ということで、チェックインカウンターで荷物を預けることに。
おじさんは急に優しくなって、外に出るまで案内してくれた。
さて、チェックインカウンターで事情を話して、荷物を預ける。
また、手荷物検査を通って、無事、出国審査を通過したところで…
大事なものをリュックに入れたまま、取り出すのを忘れたことに気付いた!
またまた近くの担当官にわけを話して、
チェックインカウンターからやり直し。
すでに荷物は飛行機に積み込まれていて、
ゲートで受け取ってくれとのこと。
さすがに時間が押していて、「FAST TRACK」(FAST LANE)を通してもらうことに。
一般レーンの隣に設けられている空港もあるが、
スワンナプームのFAST TRACKは、別に設けられている。
FAST TRACKは、航空関係者かビジネスクラス以上のお客様等の優先レーンなので、
VIP扱いで、スピーディーに通過することができる。
「靴のトレーはそこ!!」と、指さしで怒鳴ったりはしない。
というわけで。
三度も手荷物検査を受けて、
またまた、広ーいスワンナプーム空港を堪能することもできず、
いちばん奥のF2のゲートまで、走る!
待つこと20分。
出発時刻の10分前に、リュックがゲートに到着。
空港職員のみなさま、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
また、親切に対応してくださってありがとうございます。コップクン カー
FASTLANEについては、こんなサービスも。
搭乗クラスに関わりなく、利用できるようだ。
プランもさまざまで、会社で利用すると便利かも知れない。
KIX-ITM Global Business Club
https://www.kansai-airport.or.jp/kix-gbc/register/
さて、疲れて帰って来たら、タンソンニャット空港のイミグレではこのありさま。。。
※この写真では分かりにくいかも知れないが、通常並んでいる列の後ろの、そのまた後ろの廊下部分。
この列が、アライバルビザカウンターの前をさらに通過して…
こんなに混雑しているのは、過去、初めてだが、
このところ、タンソンニャット空港のイミグレは、だだ混みだと、皆が口をそろえて証言。
やっと入国審査を終えてレーン前に到着すると…
すっかり受託荷物の回収時間は過ぎていて、
案の定、私のリュックは、1番レーンの脇に、薄汚れて打ち捨てられていた…(涙)。