【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

角打ち【日本酒で乾杯!】おもしろ発見!

ベトナムは暦通りで、今日「大晦日」が仕事納め、
明日、元旦だけお休みで、二日からまた仕事始めというところが多い。

そんな中、
会社によっては、一時帰国や旅行する日本人駐在員の方もいらして、
欧米人もクリスマスから年明けまでロングバケーションで、
レタントン界隈も、ひっそりとするのだけれど…。

こういうタイミングで、お見えになる方たちもいらっしゃる。

海外からの旅行者の方たちである。



昨日は、欧米人のご家族が、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】にご来店くださった。
実はこのご夫妻、以前にもいらしてくださっている。
今回は、お嬢様お二人をお連れになっての、リピートさん。

珍しそうに、壁の貼紙メニューを眺めていらっしゃる。
そのワクワク、キラキラ感が、こちらにも伝わって来る。
弊店は今年から、店内のメニューすべてに英語表記も併記した。

「DAIGINJO」と「TOKUBETSU JUNMAI」を頼まれた。

前日のオーストラリア&アメリカからお見えになったカップルもそうだったのだが、
なぜか、「DAGINJO」、「TOKUBETSU JUNMAI」と挙げられ、
銘柄名では頼まれない。

銘柄では、ピンと来なのだろう。
私も、ワインを頼むとき「赤ワイン」「白ワイン」と頼み、
時々ブドウの品種名を挙げることはあるが、銘柄名に至っては皆無だ。

そんな中、「獺祭」の知名度は高い。

ところでこのお嬢様たち。
どう見ても10代に見えるのだが…親御さんが付いていらっしゃるので、大丈夫か?

「下の娘は、今年から大学生です」

と、日本にいたことのあるという、キレイな日本語のお母さま。

やはり未成年!と思っていると…

「イギリスでは16歳からお酒が飲めます。
 学校では、イベントでワインを飲むこともあります」

下のお嬢様はピンポイントで、「しぼりたて生原酒」を頼まれた。

実はこの「しぼりたて生原酒」は「生CAN」と呼ばれて、欧米では人気なんだそうだ。
それを知ってか、知らずか…18.5度の少し高めの度数だが、
グイッと飲んで、顔色一つ、変えない。

「イギリス人は、お酒、弱いです。私、ハンガリー人は強い。
上の子は、中国から来ました。下の子は、台湾で生まれました」

さて、このグローバルな国籍家族を囲んで、
日本人の常連さんたちも和気あいあい。

お帰りになられたのと入れ違いに、今度は日本人のご家族がご来店くださった。
冬休みを利用して、単身赴任のお父様をお訪ねになったようだ。

さすがに今度のお嬢様は、どう見ても、未成年だ。
小学二年生らしい。

「お前も、飲むか?」

と、お父様。
いえいえ、それはダメですw

Standing BAR【日本酒で乾杯!】は、
今日、大みそかも通常通り営業しております。
明日、元旦は、
初の「朝から飲める店!」やります。
午前11時からオープン、20時ラストオーダーです。

ご来店、心からお待ちしております(*^^*)vm(_ _)m

おすすめ(飲食店)

2区「おいしいタウン」にあった
【一燈】
が、レタントンにもオープンしたので、
さっそく行ってみた。

お好み・もんじゃ焼きの「みやこ屋」さんの奥隣だ。



つけ麺、一燈ラーメン、一燈豚骨ラーメンから、
それぞれプレーン、味玉、チャーシュー、全部のせ、
麺の量や硬さなど、オプションがある。

私はつけ麺で、
麺の量(基本は150gのようだが)は、120gと少な目を注文した。
かえ玉など、麺の量は20,000VND(円)で調節できる。



スープは魚介の風味がしっかりと利いていて、かなり濃い。
コシのある、うどんのような太麺なので、
このぐらいのスープでちょうど良い。

薄く切った白ネギ(長ねぎ)のシャキシャキ感と、
メンマの歯ごたえが、最後まで楽しい。

チャーシューはスープの中にも入っているが、
別途オプションで頼んだチャーシューとは別物。

全体的に食べ応えがあるのに、あっさり、さっぱりしている。

最後にスープを、麺を湯掻いた「そば湯」ならぬ「割りスープ」でいただく。

いつぞや、Standing BAR【日本酒で乾杯!】にお立ち寄りくださった
日本人店長さんがいらして、覚えていてくださった。

正月は休まず営業されるそうだ。

お買いもの

グェンティーミンカイ通り、
動植物園の脇の橋のたもとあたりで、
シートを広げて、TシャツやGパン、短パンなど売っている女性たち。

私もつい、ナイキ?のハーフパンツを6万ドンで買った。
日本だと6~8,000円はするのを、300円で。



なんちゃってものかも知れないが、
人気大手メーカーの商品の、検品でハネられて、
廃棄処分になる製品が、そのまま横流しされて、
市場などで売られているとは聞いたことがある。

よくよく見ると、糸がほつれて、ピロローンと出ていたりするのだが、
全然、問題ない。

そもそも、少しの瑕疵でも、廃棄処分に回す製品が多いのが問題なのだろう。

さて、衣類を売っていたおねえさんたちの横に、
一、二週間程すると、今度は食器を売るおじさんが店をひろげ始めた。

どこで手に入れて来たのか、日本製の食器だ。10K≒50円





※見覚えのある柄の食器が、ちらほらw

このあたり一帯、いつの間にか、ちょっとした市のようになっている。



日本のように、やれ、無許可販売だ、道交法違反だ、
は、ベトナムにはないようだ。

私たち外国人は、小売りライセンスについてはうるさく、
何かと面倒なのだが、ベトナムの人たちが商売するには、
「今から、ここで」で、商売を始めることができるのだろう。

ただし、飲食は別。
ローカルでも、消防法やら、食品衛生法などのライセンスが必要。
最近、この消防法が厳しくなったと聞いている。

街かど

数日前、レタントンのヘムで粛清が行われて、
怪しいマッサージ店や、ガールズバーの、
店舗前や、道端に出ての客引きが禁止された。

違反すると罰金が科される。

ということが一斉に行われ、ヘムは、
駐在日本人が一時帰国したことも加わって、
とても静かで、ひっそりとしている。

その粛清は、ついに飲食店のディスプレイにもおよび…
というのが、昨日までの話し。

--------------------

その影響や是非についてはともかく。

私が知っている日本の歓楽街は、どのような変化を辿って来たかと、考えてみた。

歌舞伎町は一切の「客引き」を禁止してから、トラブルは減ったと聞くが。
それで「不夜城」「眠らない街 新宿鮫」といった
「新宿」の冠が、消えたわけではなかった。

歌舞伎町はあまり良く知らないのだが、
よく行ったのは「ゴールデン街」。

2~30年前。

あの狭い路地のこと、店の表に出ての客引きはなかったが、
店と店との間の狭い路地の角にいる女性が、
近道をしようとすると、とうせんぼする形で、声を掛けてくる。
また店のドアを開けて、カウンターから声を掛けてくる女性がいた。

常連さんは、そういう店には行かないのだけれど、
時々、観光や出張で来た男性客が、
酔狂にもそんな店にふらりと立ち寄り、
思い切りぼったくられて、財布を空にして追い出される…

といった光景も、ゴールデン街あるある、一つの風物だった。

規制が掛かったり、取り締まられたりするのだが、
なかなか改まることはなかった。

ゴールデン街は、サラリーマンも多いのだが、
作家や映画関係者、漫画家、デザイナー、俳優、声優など、
クリエーターも多く。

ただの飲食街でも風俗街でもなく、
一つの「文化」として存在していた。

その「文化圏」は、ゴールデン街から新宿二丁目まで続く。

私が、故中上健次氏や、故連城 三紀彦氏、故藤田敏八氏、
根岸吉太郎氏、故深作欣二氏、故降旗康男氏、
故神波史男氏、荒井晴彦氏とお会いしたのも、
このあたりだった。
(根岸さんと荒井さん以外、全員「故」。。。)

ところが…。

ゴールデン街が、「ロンリープラネット」のような、
海外向け(どちらかというと欧米人御用達の)ガイドブックに掲載されたのだ。

それから、この街に来る人たちが求めるものが変わった。

親子4人、日本に旅行に来るぐらいだから、
身形の良いお金持ちの欧米人たち。
子どもはまだ小学生や、中学生と小さい。

とても飲み屋街のゴールデン街には似つかわしくないが、
ぼったくりおばちゃんの店はどんどんなくなり、
若いオーナーや、ユニフォームを身に着けた若いスタッフが経営する
カフェバーや、プチレストラン、食べ物屋が取って代わって行った。

あの、タバコと酒の、饐えた匂いのする怪しげな街は、
健康的な飲食店街へと変わって行った。

品川区に引っ越してからは、新宿に来ることも減り、
その後はどんな風に変わったかは知らない。

一昨年、たまたま、よく飲みに行っていた店を探して訪ねると、
マスターではなく、若い女性二人が店を切り盛りしていて、
「今日はマスターのお通夜よ」
と言われて、驚いたことがあった。

テレビドラマやCM、バラエティー番組の再現ドラマなどで、
ちょくちょく出ているのを見かけていたように思ったので
(実際は再放送を観ていたのかも知れない)
てっきりお元気だと思っていた。

呼ばれたような気がした…。

2017/03/31
【呼ばれたんだね@新宿ゴールデン街「べるじゅらっく」】
https://sake.vietnhat.tv/e32592.html



--------------------

ま、そんなこんなで。

街は、どんどん変わってゆくのだなと思った。

Standing BAR【日本酒で乾杯!】としては、
店の前の強引な客引きと黄色い声、
胸のお窓がドンドン大きくなるおネエさんが屯していると、
ご夫婦や、お子様連れのご家族の足が遠のく…。

それでも以前からの常連さんは、
お子様連れでご来店くださるが、
駐在の奥様達は、なかなか来にくいと思う。

今は年末年始と重なったので、分かりづらいが…
どういう影響が出るのか、
はたまた、また元の木阿弥になるのか…
年明けぐらいから、顕著になるのだろうか。

いずれにしても、弊店は看板も出していないので、
「ふらりとお入りになられる」店ではない。

昨日も、観光にいらしたお客様が
「ホーチミン」「日本酒」とインターネットで検索して、
お立ち寄りくださった。

逆に、初のホーチミンで、
他のオネエさんたちに引っ張って行かれず、
真っすぐ弊店に上がって来られて良かったとも思う。

角打ち【日本酒で乾杯!】

1月1日の元旦は、朝11時~20時(ラストオーダー)営業いたします。
12月31日の大晦日、1月2日からは通常通り(18:30-23:00)
休まず営業いたします。

■おせち80万VND
 Pham viet chanh「くーろん」さんの
「おせち」(お一人様分)をご準備いたします。
 少しだけ摘まみたい方も、一品から選べます。
 なお「おせち」はなくなり次第、終了させていただきます。

■「お正月用日本酒」を5杯分、30万VNDでお楽しみいただけます。

※「お正月用日本酒」だけのお客様も大歓迎です。
※お店の定番銘柄は10%オフにさせていただきます。

※※できれば、事前に「行くよ!」と、ご連絡いただければとても助かります。

「一年の計は元旦にあり」

ということで来年も、
日本酒とともに、
日本酒ラブのみなさまと一緒に、
幸多き、楽しい一年となりますように。


角打ち【日本酒で乾杯!】

【祝!300!】

昨日は、佐賀県の天山酒造さん「七田」(しちだ)
Keep300本!のお祝いでした。

厳選した50種類の中から、あれこれ飲めるのが魅力の
Standing BAR【日本酒で乾杯!】ですが。

何度か通ううち、
ご自分の「お気に入り」の銘柄を見つけたら、
グラス売りよりずっとお得なKeepボトルで、
好きなだけ、好きなように飲みたい!

そういうご要望に応えて、Keepシステムが生まれました。

マイボトルだと、お連れ様、店で知り合ったお客様とも、
「まあ、飲め飲め」
と、差しつ差されつで、場も和みます。

そんなボトルも、2年と5ヶ月ともなると積もり積もって、

300本!

本当に、ありがとうございます!!



「七田」の存在を、ホーチミンで初めて知ったというお客様。
今では、開けたて、一日目、二日目、三日目と、味の違いについて、
他のお客様にご説明されるぐらいの「七田通」に…。

100本達成!の時は、1本サービス、
200本達成!の時は、シンガポールのユニクロで、
日本より早く「七田」Tシャツを買ってきてプレゼント!
させていただきました。

そして300本記念には。。。

これまた常連の日本酒ラブなお客様から、こんなプレゼントが!

「風の森 300周年記念」



「風の森」(奈良県:油長酒造)は今年、創業300年を迎えます。
それを祝して、300周年記念ボトルを発売しました。

それを、みんなで頂きました。

「風の森」は、今では日本酒ラブのお客様の投票で、
いつもランキングの上位3位までに入る、銘酒ですが、
元々は「油」を製造していた、
だから油長酒造なのだということを、箱に入っていたしおりで、
初めて知った一同。

今年もあとわずかですが、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】は年末年始、休まず営業しております。

どうぞ、足をお運びくださいませ。

日本酒

先日、42 Ly Tu Trongのカフェ【B.side】で、
日本酒の試飲会&勉強会が行われた。



「Sake Salon Saigon」主催、講師は会の主宰でもある、
日本酒ソムリエの「Jesse Selvagn」氏だ。

彼は、元SAKE CENTRALのマネージャーで、
今はSimba社で日本酒担当のベトナム人スタッフの教育係をしている、
アメリカ人だ。

香住鶴の研修でも、Simaba社主催の試飲会でも、ちょくちょくお会いするし、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】にも時々、ご来店いただく。

ご来店いただいたときは、同行の方と、1杯の酒について、
とことん突き詰めて議論…というか、
ほとんどJesseが一方的に話をしている。

あまりに弾丸英語トークなので、私には聞き取れていない。


さて。

先日行われた試飲会には、アメリカ人、イギリス人、その他欧米人、
ベトナム人2名、日本人2名の7名が参加した。



まずは基本的なところから押さえてゆく。



試飲した日本酒は

「獺祭 純米大吟醸 45」
「久保田 千寿」(吟醸)
「七本槍」(精米歩合80%純米)」
「金婚」(本醸造)

テイスティングシートが配られる。

「見た目(Appearance)」
「香り(Aroma)」
「味覚(Palate)」
「全体(Overall)」

それぞれ、5段階評価。

「香り(Aroma))」「味(Flavor)」の表現の違いが一番下に列記されている。

あの「メロンのような」とか「パイナップルのような」とか「ナッツのような」とか、
ワインのテイスティングに準じた表現である。

私はこれらの表現にどうも違和感を感じる。
本当に、メロンのような香りがするのか?
蔵元さんがよく表現している「青りんご」のような香りは、本当に言い得て妙だが。

日本酒は日本の土壌と食物、文化に由来した風味が秘められていて、
そのような世界共通認識が持てれば良いなと思う。

ワインが世界に広まるようになった一因には、
風味が「世界基準」で表現され、評価されるようになったことも、
あったのではと思う。

日本酒も「その日の体調によって」とか、
「気温によって」「気分によって」というのは、確かにその通りなのだが、
少しでも統一された認識を持って、
その上で、料理とのペアリングや、個人の嗜好に合わせて
お客様に「おすすめ」できるようになれるのが、
どの国の人々にも受け入れられる、近道だと思う。

「どれがおすすめですか?」

と、最近、特に聞かれれることが増えたが…

「さあ、人それぞれです。私はこれが好きですが…」

という返答では、あまりにも心もとない。

さて、相変わらずJesseの説明は長く、
最初に飲んだ「獺祭」だけで小一時間ほど要したため、
後が駆け足、あるいは予定時間で帰らざるを得ない人もいたが。

たいへん熱心で、濃い内容だった。

私がいつも感心するのは、欧米人たちの集中力だ。
この日もずっと集中して、講義を聞き、テイスティングしていた。

能楽の公演でも、日本人は30分もすると、そわそわしだしたり、
眠ったり(目をつむって俯く)する人が続出するのに、
ダラスやサンアントニオ、パリやモナコでの公演では、誰一人眠る人もいなく、
およそ2時間弱の公演でも、最後まで観客は舞台に釘づけなのである。

もちろん、終わったらスタンディングオベーション。

もちろん、能楽にすこぶる興味がある、
日本文化ラブな人たちが集まったのだろうが、
この集中力と好奇心の差は何なんだろうと、いつも思う。

ベトナム人女性の二人もたいへん熱心で、
食い入るような眼差しでJesseの話を聞き、真剣にテイスティングしている。

「Jesseと一緒に、料理と日本酒が楽しめるレストランをやるの」

と話していたが、供給側に日本酒に詳しいベトナム人が増えてくると、
日本酒が広く飲まれる日も、すぐそこに違いない。

ワインのソムリエが、その役割を担って、世界中にワインを広め、
愛されるようになったのと同様に。

--------------------

さてこの「金婚」。
東京で最古の老舗、豊島屋本店が醸したお酒だ。

明治天皇の銀婚式をお祝いする願いを込めて命名したらしい。

ということを、たどたどしく話すと、

「ああ、そうだ」

と、言った表情で、「明治時代」について、説明をし出したJesse。
日本酒を知るには、歴史的背景をも理解すると、さらに楽しくなるが。

それにしても良く知っている。。。
と手放しで驚くのは、日本人の悪いクセ、失礼だということを、
日本文化を勉強していた友人フェドロスとの交流の中で、つねづね感じていた。

自国の文化と歴史について、誇りを持って詳しく説明できないのは、
日本人ぐらいのものだ!と、手厳しく批判されてから…

私は「日本文化を知り、広めたい」路線上をずっと歩いている。

おすすめ(飲食店)

Pham viet chanh通りの

【京いち やきとりとおばんざい】

先日、久々にお会いした仕事関係の方と、
打合方々食事を、ということで、この店のカウンターにお邪魔した。

焼き鳥を焼いているMASAさんとの間は、
クリア板で仕切られていて、
お互いに音も、煙も漏れない、意外な個室状態。



焼き鳥焼いているのを見ながら食事するのは楽しい。

お客様は、日本人の常連さんらしき人たち他、
ベトナム人カップル、欧米人など、意外と層が広い。

美味しい焼き鳥、MASAラーメンが人気のようだ。



私たちは、焼き鳥(塩、たれが選べる)と、
日頃の栄養の偏りを補うように、おばんざいセットを頼む。
5種類のおばんざいから、4種類選んで12,000VND(≒600円)



とてもお得だ。

ここに安くて美味しい日本酒が、
選び放題にあれば最高なのだけれど、
タイやシンガポールと違って、
ホーチミンには、まだそこまでの居酒屋は見当たらない。

「京いち」さん。
近々、このあたりに、日本酒専門の店を出すらしい…という噂も飛び交っており、
待ち遠しい限りだ。

私には「京いち」という店名も、どこか耳に懐かしい。

京都での学生時代、一乗寺近辺に住んでいたことがあって、
安い食べ物屋、飲み屋が並び、
京大、同志社など、多くの学生が下宿している学生街だった。

そこで、マニアックな演目を上映していた「京一会館」という映画館があった。
深夜上映や、イベント上映もよくやっていた。

ふと、そんなことをホーチミンで思い出すなんて…w

そんな懐かしさも覚える、日本食店である。

日本酒

この秋ぐらいから、新しい銘柄がどんどん増えて来ました。

Standing BAR【日本酒で乾杯!】と、
いちばん取扱の多いディストリビューター「Simba」さんからは、

■鍋島(佐賀県:富久千代酒造)
■KID<紀土>(和歌山県:平和酒造)
■土佐鶴(高知県:土佐鶴酒造)
■磯自慢(静岡県:磯自慢酒造)









を新入荷しました。

他に
「初亀」(静岡県:初亀醸造)
「義侠」(愛知県:山忠本家酒造)
「谷櫻」(山梨県:谷櫻酒造)
が入って来ています。

これから年末年始に向けて、順次、発注する予定です。

今後、入荷予定なのは。
「陸奥八千」(青森県:八戸酒造)
「開運」(静岡県:土井酒造場)
「月山」(島根県:吉田酒造)
「香住鶴」(兵庫県:香住鶴)2月予定

--------------------

また「LOTUS GROUP」が、ライセンス取得に動いてから約二年近く掛かって、
やっと市場に出てきました。

■天狗舞(石川県:車多酒造)
■尾瀬の雪どけ(群馬県:龍神酒造)





を新入荷しました。

他に
「越乃寒梅」(新潟県:石本酒造)
「東光」(山形県:小嶋総本店)
「賀茂鶴」(広島県:賀茂鶴酒造)
「真野鶴」(新潟県:尾畑酒造)
「天恵楽」(新潟県:よしかわ杜氏の郷)

それぞれ精米歩合違い、容量違いを合わせて、
計15品入って来ています。

これから年末年始に向けて、順次、発注し、
お客様のご評価と合わせて、定番化するかどうか決めてゆきます。

--------------------

今年になって、「奈良県」「群馬県」「高知県」「島根県」など、
取扱い都道府県も一気に拡大しました。

--------------------

■一品(茨城県:吉久保酒造)

先日、ベトナムのディストリビューター(IPPIN VIETNAM)から、
メールをいただきました。
お会いしたことはないですし、
どこで私のメアドを入手されたのかは分かりませんが、
ピンポイントで営業を掛けてこられました。

丁寧な英文で、感じが良かったので、
店までサンプルを持って来てくれるよう伝えたら、
すぐに日本語を話すスタッフが、電話を掛けて来ました。

純米大吟醸、純米、ゆず酒の3種類、容量違いを入れると計8品。

中野BCさん(和歌山)のゆず酒がなくなってから、
ずっと探していたので、さっそく
「Mix YUZU 8%」(日本酒ベース)を注文しました。

程よく利いた酸味と、上品な甘みがバランスよく、
飲み飽きしない逸品です。

日本酒でまったりとした口の中を、一旦リフレッシュしたい
(ちょっとしたチェイサーがわり)。

二次会利用も多いお客様には、胃の中までスッキリする!

デザート日本酒として、最後の〆に飲みたい。

など、お客様の評判がすこぶる良くて、三日を待たず再発注しました。

--------------------

「Phuc vinh」さんとは、オープン当初からの長いお付き合いですし、
「アクルヒスーパー」さん、「DSCO」さん他、
インポーター、ディストリビューターさんが、増えています。

今、ベトナムが熱い!日本酒市場です。

おすすめ(飲食店)

「砦」が、リニューアルされて久しいのだけれど、
先日、やっと訪れることができた。

【トリデ横丁】



元「山伏」の井上さんがやっている蕎麦が美味しい飲み屋「砦」と、
広島お好み焼「MUTEKI」がプロデュースする串カツがコラボレーションした店に、
元「カルダモン」、今はランチ宅配「一汁一菜」を経営している成田さんが、
新たに参画。

焼酎、泡盛などを中心にした飲み屋をやっている。

日本では芸能界で仕事をしていた井上さんも、
独学で中華を学び、独自路線を行く成田さんも、
アクの強ーい、「飲食店」の枠にハマらない、個性的な方々。

その成田さんの店。



こーんな感じ。



なんか高円寺に帰ってきたみたい。
純情商店街にいるみたいで、懐かしい…。
高円寺は、
舞台俳優、アーティスト、ミュージシャン、漫画家など、
色んな職業の人たちが店を兼業していて、
集まって来る客たちも、そういう職業の人たちが多い。

その一方で、サラリーマンの人たちも混ざっていて、カオス。

そんな街が日本人街であったら、楽しいと思うのだが…

レタントンの日本人街は、ちょっと違っているね。
最近、飲食産業と風俗産業がひしめきあっている。

飲食が「産業」や「ビジネス」で語られるようになったら、つまらない。
飲食は「文化」であってほしい。

さて、この店。



色んな仕掛けがあって、楽しい。

なんと、将棋の対戦ができるそう。
囲碁があったら、もっと良いのになー。
酒を飲みながらなら、囲碁の方が感覚的で面白いと思う。

Standing BAR【日本酒で乾杯!】の営業を終えて、
Pham viet chanhまで帰ってきて。
12時過ぎに入店したのだが、
午前1時まで営業しているという。
それも嬉しい。

この店のいちばんの強みは、
元々の「砦」と串カツの店と、隣(Pham viet chanに面している)「birdy」の、
どの店のメニューも注文できるところ。

言って見れば、Pham viet chanhの屋台村なのだ。



この日は、「Birdy」でワインを、串カツを「砦」で、「レバーペースト」をここで、注文した。

ちょこっと小腹を満たして、最後の仕上げでワインを赤白飲んで、22万VND(≒1,100円)
安いのも、魅力的♪!
< December 2019 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
アクセスカウンタ
プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」
試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh


■酒屋
 月曜日~日曜日 14-19
 ※水曜日定休日
■角打ち
 月曜日~金曜日 18-23(L.O)
 土曜日 14-23(L.O)
 日曜日 14-22(L.O)

★クレジットカード可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
QRコード
QRCODE
読者登録
Chúng tôi sẽ gửi những bài viết mới nhất đến địa chỉ email đăng ký. Xóa Tại đây
Số lượng người đọc hiện tại là 6 người