【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
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まめ情報

一年程前、この記事をアップしました。

【犯人は誰だ?水は大切】

http://sake.vietnhat.tv/e32495.html

ベトナムで暮らし始めて三か月を過ぎるあたりから、
髪はバサバサ、肌はガサガサになってきました。
考えられるさまざまな原因に対処してみて。

「水が原因!」

ということが分かりました。

TABUCHI VIETNAM 浄水器から発売されている、
塩素を除去するシャワーヘッドを試用していたのですが、
本格的に購入して、ちょうど一年が経ちました。

先日、交換カートリッジを購入(110万VND=5,500円。一日、15円です)。
私は一日二回、シャワーを使いますので、一回7.5円ですね。

「ベトナムの水には、塩素がたくさん使われている」
とのことでしたので、塩素除去のつもりだったのですが…。

実際に取り換えてみると、古いカートリッジが、褐色に変色!

ボロボロと、錆が落ちるではありませんか!

塩素どころか、こんなに「錆」を浴びるところだったんですね。



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アオザイ会の総会で、TABUCHI VIETNAMさんが、
プロモーションを行いました。

輪切りにした水道管の中が、
半分以上錆や汚れで詰まっている、
動脈硬化で重症患者の血管のような写真を見せられ、
その水道管を流れて来た水を使っているのかと思うと、
ゾッとしました。

さすがにベトナムの水道水を飲む日本人はいないでしょうが、

「お米を研ぐのに赤インクの水、お米を炊くのに真水」
「お米をとぐのに真水、お米を炊くのに赤インクの水」

を試してみたところ、前者
「お米を研ぐのに赤インクの水、お米を炊くのに真水」
のご飯の方が、赤色が濃い(汚染されている)という実験結果も発表されました。

お米は乾燥しているので、水の吸収力が高く、
研ぐのに水道水を使うと、炊く時に浄水器の水を使っても、
悪影響が高くなるということなんですね。

また、こちらで購入しているボトルの水も、
ほとんどの製品が、水そのもの、ボトル洗浄に問題があり、
安全ではないという結果も出ています。

(「KIRIFURI」は大丈夫だと聞いていますので、
サービスアパートメント、店、ともに利用しています)

角打ち【日本酒で乾杯!】

また、日本から新しい人たちが、次から次へとやってくる、
ホーチミン。

Standing BAR【日本酒で乾杯!】に、
一人で来られるお客様も多く、
みなさん、一様に、

「こんなところにお店があるなんて~」
「ずいぶん、探しました~」

見つかった喜びと、ワクワク感が伝わってきます。

で、どうして、この店のことを知ったのかお尋ねすると、
これまでは大体、

「ホーチミン」「日本酒」で検索して来られていたのですが、

先日初めて、

「ブログ」

というお客様が。

ブログは、店をオープンする二か月ぐらい前、
(2015年9月)から始めました。

最初は右も左も分からず、
起業のようすや、ホーチミンでの新生活について書いていたのですが、
今は、HCMCにいて、毎日の感じたこと、起こったこと、
見たり聞いたりしたことを、書いています。

書く時に、調べ物などして、
できるだけ事実と違うことを発信しないよう気を付けていますが、
それでも「突っ込みどころ満載!」で…。

コメント欄で、いろいろと教えてくださったり、
叱咤激励くださったり、
感想を述べてくださったり…

本当にありがたいですね。

また、

「毎日、よく続けられるね」

と、応援してくださったり、

「軽い記事があったかと思うと、シリアスな内容だったり、
バリエーションがあって、面白い」

と、評価してくださったり。。。

嬉しいです。

夜、1時や1時半に仕事が終わる時など、
毎朝、続けるのがしんどかった時もありました。

日曜日だけ、辞めようかな、とか、

こんなの書いていても、みんな、読んでくれているのかな、とか、

書いて、どうなるっていうのか?などなど。

数々の迷いもありましたが。。。

やはり何事においても、
毎日続ける習慣が身に着くというのは大切ですし、
何より、毎日書いていることで、各段、
書くスピードが上がり、
自分で納得いく文章が書ける、
いわゆる「精度」というものも上がっているように思います。

今は、書くのが「楽しい、面白い」。

これからも、がんばって、続けてゆきたいと思います。


日々の雑感

Standing BAR【日本酒で乾杯!】がオープンして、
比較的早い段階から来てくださっていたカップルから、
ご結婚のご報告。

日本人男性と、ベトナム人女性とのご結婚は、
この二年半の間に、私の周りで4組目ですが。。。

私がベトナム人女性は良いな、と思うのが。

どの女性も、男性が飲んでいる間や、
日本人同士で日本語で話している間、
静かに微笑んで、側で聞いている(?見ている?)こと。

このスピードで日本語を話されたら、
おそらく、ほとんど聞き取れていないでしょう。

それでも。

退屈そうにしたり、「早く帰ろう」と促したり、
スマホをいじったり、しません。

二人で話している時は、甘え上手で、
最大限の可愛らしさを表現します。

日本人女性は、どちらかと言うとクールで、
そういう女性らしさを、もろ、アピールすると、
「可愛こぶりっこ」と、敬遠されますが。

それは、写真のポーズを取る時も同様ですね。

ベトナム人女性は、カメラを向けると、
プロかと思うほど、自分を演出してポーズを取ります。

一方、日本人女性は、そこまでするのは…。
恥ずかしい。。。

普段から、そうして訓練(?)しているので、
ベトナム人女性は、自身の可愛らしさをアピールすることが、
自然と身についているのでしょうか。

また、お酒を飲んでいる間も、
かいがいしく、男性の世話をします。
お皿のものを取り分けたり、「あーん」としたり。

微笑ましいようすに、こちらも幸せのおすそ分け♪

でも、不実を働くと、とてもこわーいかも。。。



いつまでも仲睦まじく、お幸せに♪


まめ情報

ホーチミン市ビンタン地区にある大きな
「ターミナル・バス・ステーション」
Binh Tan District、Lac Ward 395 Kinh Duong Vuong Street

ビンタン区ですので、遠いです。

路線バスだと安いですが、時間が掛かりますし、読めません。
タクシーだと、Pham viet chanhから25万VNDぐらい。40分ほど。
帰りは川沿いのバイパスを通ったので、
市内の混雑に巻き込まれることがありませんでした。
少し遠回りですが、川沿いの眺めも良く、ストレスフリーです。

「ターミナル・バス・ステーション」の
売り場がズラッと並んでいて、
予約をしていた、
「FUTABUS」の売り場は、とても混雑しています。



列というものがなく群がっているのと、
言葉が通じず、やり取りに時間が掛かっている人、
横入りする人など、ごたごたしています。

プリントアウトした予約シートを渡すと、
さっとバスチケットと交換。
英語も通じ、スムーズでした。

乗り場は、チケット売り場の裏手にあり少し分かりづらいのですが
バスステーション関係者らしき人に聞けば、
みな、親切に教えてくれます。

バス停の周辺には、飲み物やスナックやバインミーの売店、
カフェなどありますし、涼しい待合室もあります。

待合室の電光掲示板で、バス番号と乗り場を確認。



10分ほど前に、バス停に移動。



FUTABUSの大型バスは、二階建ての「スリーピング」シート。

見晴らしがよいだろうと思い、二階の窓側、最前席を予約したのですが。



JRの長距離バスのような二階建てを想像していた私は、
ちょっと当てが外れて唖然…。

そういえば、こういうバス、「こんなところに日本人」
で、見たことある!!

寝ころびタイプの…いわゆる、寝台列車のような感じ。
入り口でビニール袋を渡されて、脱いだ靴を入れます。
ハシゴで上の段に上がり、シートに寝ころびました。

確かに見晴らしは良いですが、
いざ出発すると、かなり振動が伝わり、揺れます。

「失敗したな…」と一瞬思いましたが、
すぐに慣れました。結構、楽ちんかも!!

途中1時間半ほどで休憩なのですが、
ここは「FUTABUS」専用の休憩所。
日本の高速道路のサービスエリアのような感じで、
かなり立派な施設です。



フードコートやカフェ、売店がずらりと並び、
トイレもキレイです。



他のバス会社と違って、自社のサービスエリアを持つことで、
FUTABUSのサービス向上は、ぐんとアップし、
さらに、サービスエリアでの売り上げも入って来るという、
すばらしいビジネス展開ですね。

バスは高速道路を降りてからも、スピードを落とすことなく、
バンバン飛ばし、カントー市のターミナル・バス・ステーションに
予定時間より30分早く、到着しました。

そこから独自でタクシーに乗っても良いのですが、
待合室の横のカウンターに行くと、
番号とアルファベットが書かれたシールを貼った
アイスクリームの棒のようなものを渡されます。
待っていると、番号ごとにバンに案内され、
市内の行く先(私はホテル)まで、無料で送ってくれます。
バス会社と契約しているのでしょうか、素晴らしいシステムですね。

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カントーからの戻りは、ホテルから見学地を経由して、
ターミナルバスステーションまで、タクシーに乗りました。

降りるとき、ドライバーが「バスチケットを見せろ」と言います。

バスチケットで割引してくれるのですね。

チケットを購入するまで、待っていてくれます。

さて、なぜかドライバーの案内してくれたチケット売り場に、
「FUTABUS」はありませんでした。
ですが、違うバスにも乗ってみようと、
英語が通じて、愛想の良さそうなお姉さんがいた
「VU LINH LIMOUSINE」にしました。



写真を見せながら紙に書いて座席を指定するのですが、
10万VNDから、17万VNDまで、かなり開きがあります。
「窓際」と言うと、17万VND(850円)のチケットを渡されました。

「FUTABUS」が11万VNDだったことを思うと、ちょっとお高い。

さて、時間に遅れること10分(事前に、教えてくれましたが…)。
来たバスは…。

バスじゃない!!(@.@)
8人乗りのミニバンです。
しかも、写真のような↑ カラーでもない、黒色のバン。
白タクならぬ、白リムジン??

座席はマッサージチェアなので、座り心地はとても良い。
ですが、壊れていたのか、スイッチを押しても、
リモコン上では作動しているのですが、チェアはピクリとも動きません。

途中の休憩所は、「FUTABUS」の休憩所とは比べ物にならず、
売店もありますが、トイレは様式ではありません。
このスタイル、昔々、パリの飲食店などはこんな様式でした。
水も自分で流し、ペーパーはありません。



近いうちに、洋式トイレが設置されるようです。

こちらも「FUTABUS」同様、2時間半ほどで到着。
ホーチミン市のターミナル・バス・ステーションより少し手前の
路上で降ろされます。



体験者のブログや情報ページでの所用時間がまちまちなのが疑問だったのですが、
私の乗ったツアーバスは、休憩も入れておおむね2時間半から3時間。

ですが、どちらのバスも、めちゃくちゃ乱暴な運転で、
国道でも、びゅんびゅん飛ばし、気が気でない。
鶏かスイカになったような気分です。
時間通りの運行と言うより、ドライバーの気分次第といった感じなので、
何らかの、規制を設けるなどして、
「安全運転」を心がけて欲しいと思います。

まめ情報

ベトナム保健省は、
深夜から未明にかけての、飲酒に規制をかける方向でいるようです。

現在実施を検討しているのは、
アルコールを販売して良い時間帯は、
午前11時から午後14時、17時から22時、
あるいは午前6時から午後10時まで。

その背景には…

アルコールによる健康被害が著しく、
ベトナムで発生する交通事故の40%は、
過度な飲酒が原因だとされていること。

また、テト期には毎年、過度の飲酒によって、
喧嘩による傷害事件や、急性アルコール中毒が発生、
病院に運ばれる人たちも多いようです。

さらに、アルコール度数が15%を超える
アルコール商品のCMなどの広告も禁止する予定だそうです。

(日本酒やワインなどの醸造酒は、一部例外もありますが、
14%未満ということで差支えないと思います)




法令がいつ、実際に施行されるのか、
どのような罰則規定があるのかは、定かでないのですが…。

私は加えて、楽しくお酒を「たしなむ」
「飲み方」こそが、推奨されるべきだと思います。

弊店でも、お酒の一気飲みをする方には、注意を促し、
(ベトナムや韓国人の方に多いのですが)
ご希望の方には「やわらぎ水」をお出しするなど、しています。

また、Standingなので、
酩酊して座り込んでしまわれるということもほとんどなく、
みなさま、足腰と意識のしっかりとしたうちに、
弊店の急な螺旋階段を、確かな足取りで降りていかれ、
いまだに落ちたり踏み外したりされる方は一人もおられません。


まめ情報

ビジネスパートナーや知人が参加している、
ケーキフェスティバルに出席するために、
連休第一日目は、1泊2日で、カントー市に出張です。

で、さっそく、
「FUTA BUS LINES」
(PHUONG TRANG INC 長距離バス)のチケットを予約。

30分に1本、1分違いに1本、計一時間に4本、
ずいぶんバスが出ているのね。
Binh Tan区の「TERMINAL BUS STATION」(ホーチミン)から
カントー市までは、約4時間ほど。
全席セパレートのスリーピング座席、2F建て。
料金は11万VND(約550円)。

安っ。

※もっと安く、路線バスなどもあるそうですが、
快適でない、時間がかかるなど、おすすめではないようです。

さて、さっそく、ウェブで予約♪(英語でできます)
氏名、電話番号、メールアドレス、パスポート番号、
請求先(国名、県名、住所)を入力。

支払のところで、クレジットカードの番号を入力して、
「Payment」、ポチ

あれ?おかしいな、弾かれた。

もう一度、押してみると今度は
「その席はリザーブされています」

グズグズしている間に、誰かにお席を取られちゃったのかしら?

で、違う席をセレクト、個人情報、支払い内容を入力して、
「Payment!」ポチ

あれ?また、支払いを拒否された。

で、また席が埋まっている…。

もう一度確かめてみる。

「………」

ダメだ。。。

今、ランチタイムだから?(>_<)
訳がわかりません。



すると、クレジットカード会社からメールが来ました。

「本メールは、現在お客様がお持ちのクレジットカードのご利用内容について、
第三者により不正利用された可能性が高いと、弊社の不正利用検知システムにより
判断いたしましたので、緊急でお送りさせていただいております。

カードのご利用内容について、至急確認したいことがございますので、
下記連絡先までお電話でご連絡をいただきますようお願いいたします。

なお、ご契約のカードは、第三者による不正使用の可能性が高いため、
既にカードのご利用を一旦停止する対応をとらせていただいております。」

コレクトコール、掛けました。
クレジットカード会社などに緊急の電話を掛ける場合には、
コレクトコールの利用を薦めてくれているケースが多いようです。

ベトナムではKDDIジャパンダイレクトが対応しています。
電話番号は以下のとおり。

KDDIジャパンダイレクト:120-81-0010

この番号にそのまま発信。
あとは日本語のアナウンスが流れ、指示に従うだけ。
オペレーターが対応してくれます。

--------------------

クレジットカードの担当者に調べてもらったところ、
さきほど行った3回にわたる支払行為が、怪しいと思われたようで、
確かに私が行ったものであることを証明しました。
三度とも、支払いはまだ成立していないとのこと。

海外の旅行会社からの不正アクセスが増えつつある昨今、
不正利用検知システムが勝手に、検知してしまったらしい。

担当者、平謝りー。
すぐに解除してもらいました。



さて。。。

解除を待つ10分の間に。。。
別のクレジットカードで試してみたら、
やはり、支払拒否されてしまったww

FUTA Bus Line、よほど、日本のクレジットカードに、嫌われているのね。

10分後、ふたたび解除してもらったカードで支払いを行ったところ、
無事、バスのチケットが予約できましたー(*^^*)v

まめ情報

「月森さん、もう、携帯電話の登録に行った?」

「え??………」

今、使っている携帯電話と顔写真入りの身分証明を持って、
MobifoneやVIETTELなど通信キャリアが運営するショップで、
登録しなくてはならない…
でないと、携帯電話が使えなくなってしまう。

案内が職場に送られて来て、
先日、休日にショップを訪ねたところ・・・
すごい人だったそうです。

--------------------

一方、ニュースで流れて来たのは。

「ベトナムのスマホ利用者、通信キャリアに顔写真の提出が必須に」

顔写真の送付方法は2通りで、
テキストメッセージで通信キャリアに送信するか、
アプリを経由して写真をアップロードするか。

操作に慣れない人は、通信キャリアの従業員が直接自宅を訪ねて、
提出することも可能なんだそう。

ベトナム情報通信省によると、
「目的は、モバイルデータ通信の利用におけるセキュリティー対策を強化するため」

モバイルデータの利用者を適切に管理し、
偽のSIMカードの大量流通を防ぐことを期待しているようですが。

個人情報の漏えいを懸念する声や、
加えて政府の負担も大きく、法令を取り消すべきだ、
と指摘する専門家もいるようです。

--------------------

そうなる背景には…。

日本なら通信キャリアと月極等の契約をすると、
毎月の固定料金が発生し、
不要になった場合は解約しないと月々の料金が発生してしまいます。

ですが、ベトナムではプリペイドタイプが主流のため、
携帯買う、SIM買う、通話料をチャージする、
で、使えるようになります。

携帯を使わなくなったら、SIMのチャージがなくなるまで使って、
そのまま放置。
その後、料金は発生しません。

この通話タイプのおかげで、
観光やベトナム初心者でも、
安価で便利に携帯電話を持つことができるのですが…。

確かに弊害はありますね。

私も、ベトナムに来て最初に買った4,500円ほどで購入した携帯電話、
機能や性能がグダグダな上、
半年で電池がクッキーのように膨らむので、
もう、今は使っていません。

つまり、放置状態。

この事態、どう、落ち着くのでしょうか。

登録期限は4月24日までとなっています。
つまり今日まで…です。。。

(このブログを書いているのは、24日の朝です)


心を動かされた話

先日、Standing BAR【日本酒で乾杯!】に来られたお客様が、
ウチのカウンターの天板を撫でながら、
「木目」
の話をされました。

「日本人は箸を横に置くので、その箸の流れを妨げないよう、
カウンターやテーブルの木目は、横に走るよう、
デザインすべきなんだよ」

さらに、木目が縦に走っていると、お客様は自分に向かって、
突き刺さるような印象を受けるのだそうです。

「いや、こんなこと、気にする人はいないよ。
 知っている人は、気にするだろうけどね。
 だけど、料亭では、絶対、こんな縦の木目は使わない

木目を揃えようとすると、無駄な部分が出てしまうので、
安い施工では難しいかもと仰るのですが、
ウチの天板は一枚板ではなく、化粧合板なので、
それほど値段に違いが出るとは思えません。

「しょうがないよ、ベトナムだから(そんなこと、知らなくても)」

いえいえ、デザインも施工も現地企業で働く日本人です。
工事はベトナム人が行っていましたが…。

「こういう、誰も知らないような、こだわりを、
さらっと、「どうしましょうか?」と、
お客様に提案できるような仕事が、僕はしたいし、
そう、してきた」

「すると分かっている人は、『お、さすがだね』
 と、僕を評価してくれる。
 それが、今の、良い仕事に繋がっているんだよ」

その方は、建築関係のお仕事の方だったのでした。

日本酒、日本食、日本文化を広めることって、難しいのですが、
そういう「こだわり」を、押し付けるのではなく、
さらっと何気にやってみせて、
「そこまでやるの?」と、感動してもらう。

羽織の裏の生地が一張羅、そんな文化が日本にはあったはずです。
日本の靴屋さんでの接客が、
「そこまでやるの?」
と、韓国人の観光客に感動を与え、SNS上の投稿で一時話題になっていましたが。

それを何気にやってみせられるって、素晴らしいと思います。


おすすめ全般


【BANH DA CUA Di Ly】

2F,103 Dong Khoi , District1
https://www.facebook.com/banhdacuadily/
営業時間:8:00~23:00

シェラトンホテルから、
ドンコイ通りを挟んで、斜め南(左)といったところ。

ドンコイ通りに面しているが、入り口は狭く、
ちょうど隣が工事中だったので、見つけにくかった。

入り口はこーんな感じ。



薄暗い狭い路地を2階に上がる。



12時過ぎに行くと、満席で、行列が…。

周辺のオフィスやブティックなどで働くベトナム人が多いのかしら。
今時の、オシャレな感じの若者が多い。



少し時間帯を外して、ベランダ席をゲットしたいところ。




さて。
メニューは見やすくて、日本語表記があるところを見ると、
ドンコイ通りの観光客もターゲットか?





Banh da cua(バン・ダー・クア) 6万9千VND(写真左)

サトウキビで茶色く着色した、きし麺状の米麺。
ツルンとして少し歯ごたえのある麺は、初めての食感と風味で、
ちょっとクセになりそう。

田ガニをすり潰したスープは、濃くがあるのに、意外とあっさりしている。
トッピングの蟹のすり身を溶かすと、さらに旨味が増す。

柔らかい青菜がたっぷり入って、
さつま揚げ、豚ミンチの青しそ巻、ハムなど具だくさん。
満足度、かなり高い。

Com chien ca com(揚げしらすチャーハン) 6万9千VND(写真右)

クスクスに似た小粒のターメリックライスに、
揚げたシラスがトッピング。
サクサクした米と、カリカリのシラスとの食感のハーモニーは、
病みつきになりそう。

Banh gio(ちまき)4万5千VND(写真奥)

豚肉ミンチ、うずら卵、きくらげが入った、
米粉の餅の「ちまき」。

ぷるぷるした糊化の食感と、きくらげのプチプチ感がたまらない。
スパイシーな甘酢か、お醤油でどうぞ♪

とにかくどの料理も、味は美味しく、食感が愉しい。

カフェメニューも充実している。

「これは、ハイフォン料理なんだよ」

どの料理に、どのソースを付けるか、
混雑しているランチ時なのに、
丁寧に説明してくれ、食べ終わる頃にまたやって来て、
料理の特徴を説明してくれる(英語で)。

「どこから来たの?」

おそらく、観光客に見えたのだろう。

スタッフの愛想は良いし、
「写真を撮るので、料理を同時に持って来てくれ」と伝えると、
ちゃんとそのように取り計らってくれるし…。

またぜひ、行きたい店だ!♪

先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、
銀座で22年、高級クラブを経営してきた
「銀座のママ」、白坂亜紀さんが登場。

以前、個展やグループ展をさせていただき、
私のPhoto art作品も所蔵していただいている、
銀座並木通り近くのギャラリーのオーナーさんより、
白坂さんをご紹介いただいたのは、もう5年ほど前になるでしょうか。

私が一方で、日本の伝統芸能や伝統を広く海外に伝える
活動をしていることをご存知のオーナーさんが、
素敵な女性がいるので、と、セッティングしてくださったのです。
私のようなものにも、陰日向なく応援してくださる方が
いてくださることの、ありがたさをしみじみと感じます。

白坂さんとの、はじめての会食は、
能楽や古典芸能など、日本文化の話しに花が咲き、
本当に豊かで、楽しい時間を過ごさせていただきました。

その後も、奈良の地歌舞のお師匠さんをご紹介させていただいた時には、
さらに密度の濃いお話に及び、
白坂さんの飲みっぷりにも圧倒されました。
飲めば飲むほどに冴えわたり、核心に迫り、
相手を引き付けてゆくのです。
方や舞の名手も、飲めば飲むほどに、熱く地歌舞について語り始め、
その場に同席させていただいているだけで、「豊か」さを享受できるのでした。

その後も、女性起業家のランチ会や、志ある若者の会や、
女性起業家の会「銀座なでしこ会」にも入会させていただき、
素敵なご縁を頂戴しました(現在も会員です)。

そして何より、私が感銘を受けるのは、
白坂さんが銀座でビジネスで成功される一方で、
銀座の地域活性化に真剣に取り組んでおられることです。

東京の商業の中心地「銀座」といえども、
いえそんな「銀座」だからこそ、
世界から「市場」としての価値で利用されようとする一方で、
古くからの文化や歴史、人々の暮らしを守ってゆかなければなりません。

テレビを拝見していると、日々の店の経営に加えて、
朝から5時間掛けて、前日店に足を運ばれたお客様全員に、
お礼のメールを送り、
年賀状は2万4千枚!なんだそうです。

そんなお忙しい中でも、
銀座のビルの屋上で「ミツバチプロジェクト」を運営し、
白鶴が運営する「天空農園」での「田植え」「収穫」には、
駆けつけられます。

田植えに現れた白坂さんは、ジャージにタオル、
のような農家スタイル。

笑顔の控えめな「宮崎美子」といった感じの、
ふっくらとした親しみのある面立ちに、お化粧は控えめ、
爪を長くのばしたり、派手なネイルをしたりしてらっしゃいません。

いつも毅然としていらして、かっこいい、男気を感じる人柄で、
一方、やりすぎず、控えめ過ぎず、ささっと心配りのできる方。

個々のデータを瞬時に引き出す記憶力は超人的。
それにもまして、たゆまぬ努力…
目標にはできても、一朝一夕に真似のできることではありません。

さて、銀座の地域活性化に力を入れておられますが、
白坂さんは、大分県のご出身。

お父さまが新聞記者、お母様は塾経営者、お兄様が精神科医、
生家が「瀧廉太郎記念館」になっています。

大分との懸け橋にもなって、活動をされ、
あちらこちらで講演や、教鞭も取っておられるという、
まさに八面六臂のご活躍ですね。



写真は2014年の「銀座なでしこ会」。
中央紫のお着物が白坂ママ、右5人目が月森です。
この日の基調講演は、アパホテルの社長「元谷芙美子」さんでした。
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プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」
試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh


■酒屋
 月曜日~日曜日 14-19
 ※水曜日定休日
■角打ち
 月曜日~金曜日 18-23(L.O)
 土曜日 14-23(L.O)
 日曜日 14-22(L.O)

★クレジットカード可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
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