兵庫
【老舗有名寿司店「をり鶴」と、蟹や海の幸「一魚一恵」@城崎にて】
現在の主人(三代目)は「すきやばし 次郎」で修業をした人だそうです。
お店の雰囲気は明るくて上品。
次から次へとお客様がいらして、途切れることがありません。
ランチは、だいたい2,000円前後とリーズナブル。
すし下駄、すし桶、あるいはシックな皿で出てくるのを想像していたのですが…。
これは、久谷焼?
お寿司の色とりどりに、九谷焼の色遣いを合わせる。
斬新ですね。
一口食べた途端、ふわりとほどけて溶ける寿司めし。
肴も、これみよがしにプリプリしているのではなく、
柔らかく優しく、寿司飯と良くマッチしています。
こんな感動のお寿司、久しく食べたことがありません。
城崎と言えば銘酒「香住鶴」。
昔、9号線を車で西へ西へ。
電柱に「香住鶴」の小さな看板が現れはじめると
「ああ、城崎に近づいたんだな」と思ったものです。
今の時期だけ飲める「ひやおろし」と「生酛」、「しぼりたて生」の飲みくらべを注文。
魚の旨味をしっかりと際立たせ、
堪能したあとは、口の中をさらりと爽やかする。
ベトナムに、今年中には、「香住鶴」が輸入されて来ます。
「山廃」と「生酛」の純米吟醸。
楽しみですね!
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さて夜は、「一魚一恵」にご案内いただきました。
カウンターとテーブル合わせても20席ぐらいのこじんまりした店。
近所の酒屋や飲食店をリサーチしたのですが、
このあたりの日本酒シェア断トツが「香住鶴」さんなのですね。
ここもメニューはほとんど「香住鶴」でした。
このあたりが産地の「白えび」。
「甘エビ」も盛ってくれていて食べくらべ。
甘み、旨味の違いを堪能しました。
Photo by Kadoma
「バイ貝」も大粒ですごい弾力!
そして〆はやっぱり「蟹」
2019年の松葉ガニの解禁日は11月6日(水)の「立冬」だそうです。
が…
香住で獲れる「香住ガニ」は、二、三か月早く採れるそうです!
「香住ガニ」は「紅ガニ」とも呼び、「紅ずわいがに」の略称です。
少し小ぶりで、松葉ガニとは違う種類のカニだそうです。
Photo by Kadoma
このカニは?
………
とにかく「焼きガニ」にして注文!
Photo by Kadoma
香ばしい香り、蟹の旨味に、銘酒「香住鶴」が良く合います。
調子に乗って、
メニューに載ってる香住鶴さんの日本酒、全種類を制覇してしまいましたー。