まめ情報
【チャレンジャーに、失敗はつきもの】
海外でも映画をダウンロードできるサービスとして、
「Amazonプライムビデオがおすすめです。
飛行機でも、海外でも（国によっては、VPN接続が必要な場合もあります）、
観ることができます。」
とご紹介しました。
確かに
Amazonプライムビデオのホームページでは
「海外からも視聴できる」と謳ってありますが、
実際に、ベトナムでコンテンツをクリックしたところ、
「サービス提供地域制限
こちらのビデオは地理的制約により利用できません。」
と、メッセージが出ました。
利用規約を読むと、
「３．日本国内限定
アマゾンのコンテンツ提供者からの制限により、
アマゾンは現在、本サービスを日本国内のお客様に対してのみ提供しています。
日本国外のお客様は、本サービスを利用することができませんのでご了承ください。」
となっています。
「海外で視聴できる」というキャッチフレーズと、
「日本国内限定」という規約とは、まったく矛盾しています。
そこでさっそく、サポートに質問してみました。
すると「現在」、サービスは国内限定だそうです。
ただ、日本国内でダウンロードしたコンテンツは、海外でも見られるとのこと。
私の世間知らずな考えで、推察するところ…
著作権側の海賊版への懸念かな・・・・・？？？？と・・・・
いずれにせよ、無理なものは、無理。
むしろ、すこぶる早いご対応と、明朗で丁重なご回答、
ありがとうございました。
次回、帰国した時の楽しみにしておきましょう。
（注：一部、テレビコンテンツ等で、視聴できるものはあるようですが。。
私的に観たいものはありませんでした）
さて。
アマゾンジャパンが、
8月初めに始めた電子書籍読み放題サービス
「キンドル・アンリミテッド」が、
サービス開始一週間後に一部コンテンツを削除。
ユーザーの抗議にも関わらず、
9月末、何の通告もなく、すべてが読めなくなった…
という話題は、まだ記憶に新しいですね。
原因は、先行して始めたアメリカと違って、
日本市場の電子書籍は、コミックや写真集が7～8割を占めるそうで、
ビジュアル系は高速閲覧が可能なため、
アマゾンが利用回数に応じて出版社に支払う契約にしたとしたら、
その負担額は予想を超える金額に膨らみます。
そして、説明責任も果たさず、いきなり中止！
という事態になったようです。
こうして、多くのユーザーを落胆させてしまったわけですが。
市場調査不十分という誹りは免れないものの、
急成長する企業は、
大なり小なりリーンスタートアップの連続で攻め続け、
朝令暮改的に改善を繰り返し、成長し続けてきました。
振り回されるユーザーは、たまったもんじゃありませんが。
世の中を変えてゆくのは、どんなに頑張っても、
一企業だけの力では成し得ません。
ユーザーが、言葉は悪いですが「試験台」となることを享受してこそ、
初めて成り立つのだと思います。
その「チャンス、チャレンジ、チェンジ」に立ち会えることを
楽しく思う気持ちを持てば良いのかなとも思う、今日この頃です。
ただ、私が読んだニュース記事には
カスタマー・ファーストを掲げ、
顧客の支持を集めて驚異の急成長を遂げてきた、
「アマゾンもそろそろ転機を迎えているのかもしれない」
と締めくくっています。
それは、これまで急成長を遂げてきた大企業が辿ってきた末路を、
アマゾンにも、感じたからかも知れません。
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