おもしろ発見!
【出羽守「ではのかみ」】
「出羽守」
「海外では」「他業界では」のように、
何かにつけて他者の例を引き合いに出して語る人のこと。
多くは揶揄(やゆ)の気持ちをこめていう。(出典:デジタル大辞泉)
これは日本だけでなく、世界共通なんだそうで、
私も以前、ブログに書きました。
こちらは、ドイツの会社の方のお話です。
【海外赴任で、失敗する人の共通点】
http://sake.vietnhat.tv/e33141.html
こんなことがありました。
年に数回、ASEANを周回される出張者から依頼されて、
ホーチミンで、キーパーソンとのアポイントメントを取らせて頂いた時のことです。
限られた時間内に、効率よく数か国を回らなくてはならず、
サンプル配布の配分も考えなくてはならない、
事前に出張予定表も作成して提出しなくてはならない、
早目に抑えたら航空券も安くで手配できる…
そんな諸々の理由から、4ヶ月前あたりからご依頼を受けて、
ぼちぼちメールでやりとり。
まだ4ヶ月前だからと、ベトナム人社長へのアポ取りを、
のんびり構えていたら、
「その日は、社員旅行でおりません」
とのお返事!
えらいこっちゃ!
何とか、回る国の順番を変更して頂いたのですが。
ちょっとタイトなスケジュールになってしまいました。
夏休み時期ですので、休暇に入ってしまう人もいるかも知れません。
通訳の方も、ついでに抑えておこうと思い、
日本人の業者さんにメールしたら…。
「ベトナムでは、そんな早いうちから約束しても、
みんな、覚えていませんよ」
というお返事が。。。
確かにそうかも知れませんが、
FIXはしないまでも、予約を入れておくぐらいできるのでは?
プライベートの約束ならともかく、仕事なんですから…
現に、アポを入れたベトナム企業は、
早くから社員旅行が決まっていたではないですか。
ベトナム人、日本人、関係ないと思うんですが。
そう伝えると、
「とにかく、また近くなったら、連絡ください」
っていうか、日程を伝えたのだから、
近くなったら連絡してくるのは、
請け負った業者さんの方かと思うんですが…。
先のブログとは、パターンが違いますが、
ベトナム歴も長くなってくると、
「ベトナム出羽守」が出現するようです。
そんなこんなで、
「●●では」ではなく、
色々と見聞きし、体験し、考えて、
「私なら、こういたします」という、
「私」基準を決めようと思う、今日この頃です。