まめ情報
【最近、お札がキレイになってきた】
それから2年半。
徐々に、叙実に、発展を遂げているベトナムですが。
「最近、お札がキレイになってきた」ように感じます。
日本でもそうだったように記憶しているのですが、
好景気で国が発展してくると、
お札を増刷して古いお札を回収するサイクルが早くなり、
出回っているお札がキレイになるように思うのですが。
いかがでしょうか?
ベトナムのお札は、
200ドン、500ドン、1000ドン、2000ドン、5000ドン
10,000ドン、20,000ドン、50,000ドン、10,000ドン
200,000ドン、500,000ドン
一度だけ、幻の100ドン紙幣を受け取ったように思うのですが、
出回っているのは一応以上の11種類です。
※200ドンも、ほとんど見かけませんので、10種類でしょうか。。。
コインは存在しません。
ベトナムのお札は、
合成樹脂を使用した、ポリマー紙幣(プラスチック紙幣)です。
ポリマー紙幣は、1988年、オーストラリア準備銀行 (RBA) と、
オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の共同開発によって作られました。
ポリマー紙幣は、耐久性や防水性に優れ、耐用年数が長いのがメリットですが、
逆に、お札が透けるまで使用されていることがあって、
印刷が判然としないものも。。。
ベトナムでは、1945年、フランス領インドシナから独立して
東南アジアで初めての社会主義国家(ベトナム民主共和国)が誕生したのを機に、
ベトナムで初めてのドンが印刷され、
独立初期の経済の回復に一役買いました。
今でも、初めてのドンを印刷した工場跡が、
西北部地方ホアビン省ラックトゥイに残っているそうですが、
1947年に爆撃を受け、工場一帯は荒廃してしまったそうです。
現在は、オーストラリアがベトナムの紙幣の製造契約を受注しているようです。