イベント
大神神社の祈願祭(酒まつり)
大神(おおみわ)神社@奈良県桜井市にて、
全国から蔵元・杜氏が集まり
新酒の「醸造祈願祭(酒まつり)」が行われます。
私も、Standing BAR【日本酒で乾杯!】の繁盛の祈願に
お詣りしました。
大神神社が「酒の神様」「醸造の祖神」と仰がれたのは、
『日本書紀』の記述によります。
高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)が
天皇に神酒を献じた時に
「この神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の
醸(か)みし神酒 幾久(いくひさ) 幾久」
と歌ったと「崇神天皇条」にあり、
大物主神のご神助により、
会心の美酒を造ることが出来たことが記されています。
このことからご祭神が酒造りの神として敬われるようになったそうです。
拝殿では全国の酒造家や杜氏が参列し、
新酒の醸造安全を祈り、
続いて四人の巫女が杉を手に神楽「うま酒みわの舞」を舞います。
そしてお守りの護符と神社で作った酒林を授かって帰ります。
また、前日には酒の神のシンボルである拝殿の大杉玉が
新しいものに取り替えられます。
境内では銘酒の展示が行われ、
醸造元より奉納された四斗樽の鏡が開かれて
参拝者に振る舞われます。
私も枡酒の角に少し塩を載せ、美酒を頂いて帰りました。
日本酒は、古事記の記述よりさらに古から、
「お神酒」として、祀りごとには欠かせません。
奈良の蔵元が県全体に分布していてるのは、
「灘」や「伏見」が酒どころとして産業として栄えたのとは違って、
それぞれの神様や仏様に祀る酒造りであったため
神社仏閣の傍に必ず酒蔵が必要だったためでしょう。
そんな歴史や文化について語り合いながら、
ゆるりと美酒を愉しむのも、日本酒ならではではないでしょうか。
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