角打ち【日本酒で乾杯!】
【ホーチミンに来てから、日本酒を飲むようになった!♪】
「ホーチミンに来てから、こんなに日本酒を飲むようになった」
最近、そんな嬉しいお言葉を頂戴します。
「高いから」「翌日、残るから」「悪酔いするから」
「匂いにムッとする」
高いからは、しょうがないです。
日本酒は作りが違いますし、ベトナムの場合、
運賃やら関税やら掛かって、およそ2.5倍になっていますから。
「翌日、残るから」「悪酔いするから」「匂いにムッとする」
というのは、よほど質の悪いお酒を飲んで、
トラウマになってしまったのでしょう。
とても残念です。
ですが、ウチのお店に来ていただいた方は、
「日本酒が、こんなに美味しいとは思わなかった」
「香りが良い!」
と、みなさん、目からウロコ。
日本で飲まなかった方が、
ホーチミンで日本酒の美味しさに開眼してくださる、
その一助となり得たとしたら、とても嬉しいです。
今週は、ベトナム人や欧米人の方を連れて来てくださる日本人の方が多かったのですが、
「日本酒」の風味の違いや、作りについて、ちゃんと説明しておられました。
「できるまでに何か月ぐらい、掛かるの?」という、ドイツ人からのご質問。
「月森さん、二か月だよね」
「そうですね、速醸酛(そくじょうもと)ならだいたい二か月ですが、
山廃(やまはい)や生酛(きもと)なら、その倍の期間は掛かりますよね」
「………」
と、そこまで求めるなら、
私自身で…、せめて英語で言え、って感じですよね。
「ディプロマ」の英語版で、勉強中です。
日本人の方が、日本酒の魅力に気づいてくださり、
ベトナム人や他の国の人たちに、
誇らしく、「お国自慢」をしてくださるのは
とても嬉しく、すばらしいことですね。